名古屋商科大学では、産官学の連携を図り、地域の発展に貢献できるよう「NUCBフロンティア力育成講座」を開講しています。この授業は大学近隣地域の特徴を学びながら、地域の課題を理解し、その解決方法を学生主体で考えます。

豊明市の学生チームは、まず市役所を訪問して地域のことを学び、課題を見つけ、それを解決する手法を検討。その結果、11月1日に開催される豊明秋祭りで会場を盛り上げるための飾り付けを提案しました。コスモス児童館に協力を依頼し、小学生と一緒に折り紙で花を作成したり、花の絵を書いてもらうことで、子供たちも間接的に地域への意識が芽生えました。児童館へ迎えに来た親へもお祭りの宣伝ができ、当日は児童館で会った子供たちもたくさん参加してくれて大盛況。運営スタッフ、学生、参加者が一体となったお祭りが無事開催でき、充実した取り組みとなりました。

この度、こうした豊明市の地域活動へのサポートに対して、市の担当者より豊明市長からのお礼状が授与されました。学生たちにとっても1年間、豊明市のご担当者や市民の方々から、机上の講義では得られないさまざまなことを体験でき、何にも代え難い経験となったことでしょう。