本日、日本IBM株式会社のGBS(Global Business Services)事業本部より劉 犀さんを講師としてお招きし、講演をしていただきました。
劉 犀さんは中国で一人っ子政策が行われていた時期に生まれ、現在は35歳です。地元の大学で日本語を専攻し、4年間の間に日本語能力検定1級を取得されました。また、中国で社会人経験を積まれた後に東北大学で経営学を学ばれました。名古屋に来てからはMBAを取得することを決意し、名古屋商科大学ビジネススクールを1年半で早期卒業されました。
なぜMBAを取得することを決意したのか
- 成長が止まった自分に納得ができなかった
- 新規事業展開に自分の力不足を痛感
- コンサルタントを目指す自分には殻を破るアクションが必要である
と考えたからです。1年半をかけてコンサルタント、経営者になるためのスキル・方法論を一通り勉強され、さらには重要なのはスキル・知識・勤務会社・ポジションといった物理的な変化ではなく、自分の化学的な変化=意識的な変化であると思い、コンサルタントに転身されました。
MBAを取るのも大変であるが、取った後の方が大変
名古屋商科大学ビジネススクールに入学する前に見たという本学の伊藤武彦教授のVTRを改めて見た際に、「MBAを取るのも大変であるが、取った後の方が大変」という言葉が心に響いたそうです。自分自身のMBAホルダー像がかわり、
- 地道な努力の重要性を再認識
- マネージャーではなく、ビジネスリーダーを目指す意識
- 人間性を磨くをもっと大事に
をモットーに現在は活躍されています。