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BSc in Management

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《講義レポート》ファミリービジネス論:太宰北斗先生

#講義レポート #経営学

ファミリービジネスとは


ファミリービジネスと聞くと、同族経営で中小企業というイメージが持たれやすいですが、世界的に見て、経済や地域社会の基盤を支えているのはファミリー企業だと言われています。世界的には80%以上が、日本では、ファミリービジネスが企業数の約95%を占めています。ファミリー企業とは、ある一定量の株を保有している一族によって経営される企業のことを指します。太宰北斗先生の「ファミリービジネス論」では、様々な企業の事例(ケース)に触れながら、世界各国のファミリービジネスの実情や、マネジメントやガバナンスについて理解を深めていきます。

エージェンシー問題を考える

最終講義前の講義では、「エージェンシー問題」についておさらいし、議論を行います。依頼人が代理人(エージェント)に業務を委任する関係をエージェンシー関係といいます。ファミリー企業の場合、企業のオーナーである株主が経営を取締役に委任しています。エージェンシー問題とは、代理人が依頼人の期待を裏切る可能性が生じ、双方の利益が一致しないことを指します。比べてファミリー企業の場合、一族によって所有と経営がなされているため、このエージェンシー問題は生じにくくなります。では、ファミリー企業を経営する上でエージェンシー問題が起こる場合、どのような原因が考えられるしょうか?
学生は、今まで講義で触れたケース等を振り返りながらディスカッションを行い、このケースと解決策を考えます。このように聴講するだけではなく、学生が主体的に考え講義に参加することで、今まで学んだ知識をより定着させることができます。