フィールドスタディとはどのような学び方ですか?
アクティブラーニングの学びの一つ、フィールドスタディとは、インターンシップ、海外留学、およびボランティアを通じて、人々の行動を観察した上で問題点を発見し、新たな提案を行う力を養うことを目的とした教室の外での学修方法です。
行動観察とは
消費者の「商品」や「サービス」に対するニーズは日々変化しています。行動観察とは「思考」と「行動」の違いに着目し、ケースメソッドの補完的な役割を果たす学修方法です。現実的に直面する課題を実際に追体験することでリーダーとして求められる能力を修得します。実際にビジネスの現場に赴き、人(顧客)の無意識の行動を観察し、言葉にできないニーズを探り分析をします。その分析結果をもとに、商品開発や店舗の改善などへの活用方法を考え、問題解決のためのグループワークやディスカッションを行います。
具体的な学修例
行動観察の目的:現代社会における人の購買行動等を観察し、潜在的なニーズを発見する。
- 現実社会における人の行動を詳細に観察し、言葉にできないニーズを追求する
- 問題解決のアイデアを前提とする仮設を設定し、実際に試すことで仮定検証を行う
- インターンシップ等、仕事の現場での役割を実体験することで、日々変化する環境の中で目的を達成する意味について発見する
- インタビューやアンケート等、仕事の現場での情報収集を行い、そこから共通の問題や法則を発見する