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持続可能な社会のあり方を考える国際研修を香港と台湾の大学と協働で実施

名古屋商科大学は、2023年5月16日から18日の3日間、香港のThe Chinese University of Hong Kong(以下、CUHK)と台湾のNational Chiayi University(以下、NCYU)と協働で、日本の伝統文化と持続可能な社会を体験する機会を提供する国際研修を実施。この研修には、CUHKから16名、NCYUから13名、そして本学からは7名の学生が参加しました。本学のケースメソッド授業を皮切りにスタートし、恵那市にあるリコーエレメックス株式会社でのSDGsプロジェクトに取り組む様子や、西尾市の抹茶ミュージアム、岡崎市の八丁味噌の工場などを訪問。実地での体験を通じて、日本の伝統文化やSDGsに取り組む企業の取り組みを学び、国際的な視野を広げる貴重な機会となりました。



Goi Hoe Chin教授によるケースメソッド授業

国際研修に先駆け、各校の学生は遠隔授業で企業の社会的責任や、持続可能なビジネスモデルの事例を学んできました。1日目の授業では日本のスタートアップ企業であるmymizuを事例に取り上げ、日本で初の試みとなる事業をどのように展開し発展させていくのか、また翌日訪れるリコーのようなすでに確立されたSDGsモデルを持つ企業とはどのように異なる戦略で今後市場に拡大していくべきかなどを、ケースメソッドの手法にのっとって意見交換を行いました。


リコーエレメックス株式会社へのフィールドワークについて(2日目)

2日目は地域に密着し地球環境保全、次世代育成、コミュニティ発展の貢献に取り組むリコーエレメックス株式会社へ訪問をしました。学生たちは担当者から、2011年から恵那で着手された森林保全活動やその森林資源を地域の人々と共有できるよう設立された「リコーえなの森中山道里山協議会」などについて講義を受け、実際に保全が行われている森を散策しました。午後からは岩村町の重要伝統的建造物群保存地区を訪れ、美しい城下町の風景を楽しみました。


伝統文化体験について(3日目)

最終日は株式会社カクキュー八丁味噌と抹茶ミュージアム 西条園へ工場見学に訪れ日本の特産品の製造工程を見学しました。抹茶ミュージアムでは実際に抹茶の粉挽を体験しお茶室で抹茶を試飲するなど日本の伝統文化に触れました。