去る４月１３日に名古屋市中区栄にある丸栄百貨店の屋上にてプチヴェール作業をしました。この「栄屋上農園」でＪＡあいち尾東管内の特産品を中心とした農産物の一部が栽培されています。写真の手前（右下）に見える黄色い花は真菜（長久手市の伝統野菜）です。多く並んでいる鉢植えはプチヴェール（日進市、尾張旭市など）といい青汁に匹敵する栄養価が茎や根にまである、昨今注目されている冬の葉物野菜です。この時期のプチヴェールは花芽が出ていて、これが甘さも食感も食べごろです。写真にはあまり映ってませんが、ローゼル（東郷町）、マコモタケ（瀬戸市）などもあります。当日は丸栄側の重役、近隣の花屋MilkyWayの店主様、ＮＰＯ法人久屋・エコまちネット理事長や理事の方々、名古屋大学「（旧）地域資源」プロジェクト関係者、本学の教員と大学院生などで花芽を摘みながら今後の展開方針について話し合いをしました。

昨年に引き続き、この栄屋上農園で、本学の実践的授業の学生が地域社会貢献活動をする予定です。さまざまな地域の多様な関係者のそれぞれの思いと期待がここで交錯し、人々や組織のネットワークがここで強まっています。ここが広域における地域発展の一つの拠点としての役割を果たす見込みです。本件に関心のある方は、亀倉正彦（経営学部教授）までご連絡ください。