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  5. 村松治郎(1878-1943):オーストラリアに生きた日本人ビジネスマン【科学研究費補助金基盤研究(B)「隣接国家の「辺境」から見る海境―豪北部海域の領域化と境域のダイナミズム」(研究代表者:鎌田真弓 課題番号:17H02241)】

村松治郎(1878-1943):オーストラリアに生きた日本人ビジネスマン【科学研究費補助金基盤研究(B)「隣接国家の「辺境」から見る海境―豪北部海域の領域化と境域のダイナミズム」(研究代表者:鎌田真弓 課題番号:17H02241)】

年度:2022 NO:22101 著者:著者 鎌田真弓、マクシン・マッカーサー、田村恵子、松本博之、村上雄一、永田由利子

要旨 村松治郎が西オーストラリア植民地のピルバラに向けて神戸を出立したのは、1893年15歳の時である。メルボルンの名門校サビエル・カレッジで学び、父作太郎の急死に伴いコサックの商店経営を継承した。その後事業を拡大して真珠貝事業を成功させ、1929年にはダーウィンに転居してさらなる事業展開を図った。村松は帰化をして英国臣民であったにも拘らず、太平洋戦争開戦で妻のハツとともにタツラ捕虜収容所に収容され、1943年に収容所で没した。【本書は 科研費基盤研究(B)「隣接国家の「辺境」から見る海境―豪北部海域の領域化と境域のダイナミズム」(課題番号:17H02241)の研究成果の一部である。】

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No.22101