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質の高いアクティブラーニング教育

アクティブラーニングというキーワードが近年の教育業界では頻繁に飛び交っています。2014年度末に文部科学省より出された諮問によりこの学習方法が注目されていますが、アクティブラーニングは従来の「聞くだけ」の座学とは異なり、学生自らが主体性を持って参加する能動的な学習方法のことをいいます。平成27年9月15日の高大接続システム改革会議の「中間まとめ」において、新しい時代にふさわしい高大接続の実現に向けた高等学校教育、大学教育、大学入学者選抜の一体的改革についての公表がありました。その中の具体的方策として下記内容が挙げられています。

<改革全体の基本的な考え方>
・高等学校教育においては、義務教育までの成果を確実に発展させるとともに、高等学校教育の質の確保・向上を図り、生徒に、国家と社会の形成者となるための教養や行動規範、自分の夢や目標を持って主体的に学ぶ力を身に付けさせることが重要である。
・特に、これからの時代においては、ある事項に関する知識だけに偏らず、学ぶことと社会との関わりをより意識した教育を行い、子供達がそのような教育のプロセスを通じて、基礎的な知識・技能を習得するとともに、実社会や実生活の中で、それらを活用しながら自ら問題を発見し、その解決に向けて主体的・協働的に探求し、学びの成果等を表現し、更に実践に生かしていくことができるようにすることが重要である。

上記内容はまさにアクティブラーニングの学習手法がこれからの時代に必要不可欠な教育であることを意味しています。名古屋商科大学ではビジネススクールでのアクティブラーニング教育の実績を元に、学部でもアクティブラーニングを全面的に導入しています。また、教授陣も独自の教育手法ではなく、ハーバード大学にてアクティブラーニング研修を受けているので、教育の質の高さは確保されています。

アクティブラーニング失敗事例ハンドブック