株式会社日本経営 冠講座《マーケティング入門》
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小野裕二教授の「マーケティング入門」の授業は、名古屋商科大学と株式会社日本経営との産学連携の一環として、株式会社日本経営からの寄付金を財源に、マーケティングの最前線で活躍する人材をゲストスピーカー...
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Case Method
「MBAキャリアデザイン」は企業の第一線で働く本学ビジネススクール修了生(MBAホルダー)から、働くことや人生、キャリアについて改めて考えることを目的に開講されている、名古屋キャンパス都心型コース独自のプログラムです。
今回は、カラータクト・ブランディング株式会社より、代表取締役社長 中根かつみさんを講師としてお招きしました。
今回は、事前ケースと講義内にて美容業界のモデルケースを読み、リアルなビジネス内選択と人生の分岐点とも言える重大な決断をどのように選択するかアクティブラーニングで体験しました。
株式会社R&Sは、美容学校の教材販売やエステ商材部門、ネイルサロン・美容室・エステ&まつ毛エクステサロン経営・ビルメンテナンス部門など15部署を擁する美容業界の企業です。
主人公は、大きなチャンスを常に与えてきてくれた前社長より、驚愕の人事と言われながら女性社長として会社を受け継ぎました。
しかし、売り上げの約70%を占める発注先から受注がストップするという事態が起こります。
主人公は受注が実際に止まるまでのたった2ヶ月間にこの事態を乗り切らなけれなばなりません。
美容学校関連事業部、コンサルティング事業部、美容事業部の3事業部の中で、どこをどのように改革していくべきなのでしょうか。
◆学生「美容事業部に一番力を入れるべきだと考えます。従業員の複利厚生なども考えると、この事業部でお金を稼がなければならないのに、これまでは他の事業部にまかなってもらっている状態でした。このような不均衡があると、今回のような事態になった時に非常に危険です。」
◆中根さん「では、美容事業部の中で7月・8月はどこが繁忙期なのでしょうか。ビジネスには季節も大きく関わってきますよ。」
◆学生「ミュールやサンダルを履くので、ネイルサロンが繁忙期だと思います。」
選択の連続であるビジネス現場。今回、予習課題の他に、講義内でのケースリーディングを行ったことにより、ビジネス現場のスピード感と緊張感を学生たちは感じることができました。