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アクティブラーニングで学ぶ寿司屋創業

#アクティブラーニング #アクティブラーニング事例紹介

「MBAキャリアデザイン」は企業の第一線で働く本学ビジネススクール修了生(MBAホルダー)から、働くことや人生、キャリアについて改めて考えることを目的に開講されている、名古屋キャンパス都心型コース独自のプログラムです。

今回は、中小企業診断士としてコンサルティング会社を独立開業し、100人以上の創業支援を行ってきた山本邦博さんを講師としてお招きしました。

学生1人1人が寿司屋の創業計画書を作り、アクティブラーニングを通して、創業の疑似体験を行いました。


繁盛する寿司屋を経営するためには?


大学卒業後、会社への就職だけではなく起業するという選択肢もあります。
起業を考えていない学生も、創業計画書を作ることで企業戦略・新企画を考える上でのポイントを学ぶことができます。

「3年以内に70%の確率で潰れる」と言われている外食産業。
どのような戦略で、寿司屋「新鮮組」を経営していけばいいのでしょうか。
顧客ターゲットは?他店との差別化は?価格設定は?宣伝方法は?など、さまざまな視点からディスカッションを行い、創業計画を精査していきます。

「”新鮮組”という店名から歴史の”新撰組”をテーマにした店作りを行って行きます。外国人観光客をターゲットにし、他の観光名所とのツアーに組み込むことで、見て楽しむ、食べて楽しむこと両方を提供できます。広告は海外の人向けにYouTubeを利用します。」

提案を受けた金融機関側の学生からは、「持続性がないように感じます。外国の観光客が頻繁に来てくれるとも限らず、地域の人も1回行けば十分と感じるので、収益がそこまで見込めないのではないでしょうか。」という指摘も出ました。

サービスのアイデアだけではなく、客単価や、人件費などの経費、年間の営業利益まで考える必要があり、学生たちは講義を通して改めて創業の難しさ、そして面白さを学ぶことができました。