名古屋商科大学の国際寮には、居住する外国人留学生および日本人学生が有意義に日常生活を過ごすことを目的として、RA(レジデント・アシスタント)が在住し、寮生活のサポートやイベントの企画・運営を担っています。RAとして活動する学生をご紹介します。
留学生と日本人学生の橋渡しになる
私がRA(レジデント・アシスタント)を希望したのは、国際学部で学修する他に、もっと英語に触れる時間を増やしたいと考えたからです。その中でも苦手意識があるスピーキングを克服するために、留学生と積極的に関わり実践的な英語力を身に付けたいと思います。また、英語力だけでなく多様な価値観や行動力の修得も目指しています。留学生へのサポートから得られる能力は、留学、そして将来挑戦したい海外就職にとても役立つ貴重なものだと確信しています。
RAの活動での目標がもう一つあります。それは、留学生と日本人学生との橋渡しになることです。多くの留学生が共生する国際寮の日本人学生は決して語学力に長けている学生だけではありません。不安な語学力で留学生との関係を築けない寮生もいるはずです。身近に留学生がいる環境を他の寮生がプラスに捉えられるように、留学生と日本人学生が気軽に交流ができるイベントを企画し、みんなで貴重な体験を共有できる場を作っていきたいと考えています。
共に生活していく中で日本の良さを共感する
私は、海外の方と話すことがとても好きで国際学部に入学しました。商業高校出身ということもあり、元々語学力が高いわけではありません。まずTOEICスコア500点を目標に定め、現在あと少しのところまで迫っています。より高いスコアを目指すために、多様な国の留学生と交流する機会が多いRA(レジデント・アシスタント)は大変役立ちます。
RAの活動の一つとして、留学生が国際寮へ入寮する際のサポートがあります。国際寮に入寮する留学生の出身国はイギリス、フランス、ポルトガル、スペイン、カナダ、台湾など様々で、日本に来たことがある学生もいれば、全く初めて日本へ来る学生もいます。日本語が話せる留学生はほとんどいないため、英語で部屋の利用方法や家具家電の使用方法を紹介します。加えて、生活に欠かせないゴミの捨て方やランドリーの利用方法なども説明します。入寮手続き後には、近くのスーパーマーケットへ一緒に行き、これからの生活に必要なものを購入するサポートも行なっています。このように一緒に日常生活を過ごす中で、日本の良さに共感して欲しいと思います。
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