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BSc in Economics

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行動経済学

講義概要

伝統的な経済学(皆さんが「ミクロ経済学」のような科目で学ぶ経済学です)では、経済活動を担う主体として、経済的な目的の達成のために合理的かつ利己的に行動する人間-「ホモ・エコノミクス(経済人)と呼ばれています-を想定するのが一般的です。しかし我々人間は、経済活動(を含む日常生活)において必ずしもそのように行動しているわけではありません。 行動経済学は、この事実を体系化・定型化した認知心理学の諸研究を基礎として、人間が「ホモ・エコノミクス的」ではなく、「人間的な」行動をとる結果、経済や社会に何が起こるのかを問う、比較的新しい学問です。
実はその結果には、良い面もあれば、そうでない面もあります。例えば人間は「ホモ・エコノミクス」に比べ、はるかに協調的に行動します。そしてそれは利己的な人間だけであったら提供されないはずの「公共財」の供給を助けることになります。しかし一方、儲かる確率の低いギャンブルを好む人間は少なくありません。ギャンブル=悪、ではありませんが、度を越せば周囲の人間に迷惑をかけることになります。皆さん自身が「ホモ・エコノミクス」なのか、それとも「人間的な人間」なのか、そして周りの人々がどうなのかを認識することは、この講義の目的の一つです。
そこで講義の中では、ほぼ毎回、皆さんを対象に何らかの「実験」が行われます。その「実験」に参加し、その結果を知ることを通じ、皆さんには自分自身を認識し、「ではどうすべきか」について考えるきっかけにして欲しいと思っています。「人間とは何か」を考え直し、そのことを通じて、現実の経済社会のあり方について、より適切な理解を持つ。そしてその知識を、自らの今後の経済・社会活動をより良く、そして上手く営んでいくために役立てる。更にはより良き経済社会を構想する。こうした活動の基礎を身につけ、それを皆さんに促していくことが本講義の目標です。
本講義はNUCBフロンティア力のうち特に「考える力」、「行動する力」の育成に寄与するもので、学修目標は「LG-I(論理的思考に基づいた統合的思考力、発展的実践力の養成)」です。

学修目標の分類

  • LG-1 Critical thinking for frontier spirit(批判的思考)
  • LG-2 Diversity awareness(多様性の意識)
  • LG-3 Business ethics and sustainability(企業倫理と持続可能性)
  • LG-4 Analytical decision making skills(分析的意思決定)
  • LG-5 Effective communication skills(効果的なコミュニケーション)
  • LG-6 New-asian business perspective(ニューアジアでのビジネス展開力)