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BSc in Economics

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《授業レポート》アクティブラーニングで学ぶ田村 正興先生の「ミクロ経済学」

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個別の企業や消費者の戦略に着目するミクロ経済学


田村 正興先生のミクロ経済学の授業では、アクティブラーニングを通じてミクロ経済学の基礎を習得します。経済学はミクロ経済学とマクロ経済学に分かれます。ミクロ経済学とはミクロ(微視的)な視点で経済を見ます。例えばファーストフードチェーン店の価格付けやオークション取引での入札戦略など、一国全体の経済を扱うマクロ経済学とは異なり、個別の企業や消費者の戦略に着目します。

親しみのある企業を例に


セブンイレブンの1日の売上を60万円として、1人あたりの平均単価が600円だとした場合、1日のお客さんの数はどのくらいになるでしょうか?ここで、「売上=価格×数量」という式を使います。学生の予測や意見を聞きながら、1日のお客さんの数を出していきました。セブンイレブンの動向が徐々に掴めてきたところで、次はすき家の1日の売上はいくらだろうか?この式とセブンイレブンの例をうまく使って考えてみよう!と発展していきました。セブンイレブンやすき家といった学生にも親しみのある企業を例に取り上げることによって、理解しやすい内容となり、学生からは多くの意見が交わされていました。田村先生の授業は、学生に次々と質問を振っていき、学生は積極的に挙手をして答えるというスピード感あふれるものでした。また、田村先生はチャット機能も活用されていました。挙手をしていても回答できない学生たちの意見もそのチャットから拾い上げ、より多くの意見を共有していました。先生、学生の双方向で工夫して、オンライン授業を作り上げているという雰囲気が見られ、活発的な授業となっていました。