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経済学部 総合政策学科

BSc in Economics

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  6. 現代社会の行政法

現代社会の行政法

講義概要

 行政法の基礎的な理論を学び、現代社会における「行政」について考えます。
 行政は、身近な福祉、教育、環境、都市計画、インフラの整備から国家レベルの外交、防衛などに至るまで、私たちの生活の隅々にまで関係しています。こうした行政の活動に根拠を与えるとともに、行政をコントロールする役割を果たしているのが行政法です。しかし、行政法という名前の法律があるわけではありません。行政法とは、行政に関する法律の総称です。
 本講義では、これらの行政に関する法律に共通する基本的な仕組みを学んでいきます。このことを通じて、私たちの日常生活に密接に関連している行政について考えるとともに、法令によって行政をコントロールすることの重要性を考えます。
 私たちの生活が行政と深く関係している現代社会においては、公務員として働く場合はもちろん、民間でビジネスを展開する上でも行政法にまったく関わらずにいるということは、あり得ません。行政法の知識は必要不可欠なものと言ってよいでしょう。行政法を学ぶことは、卒業後の社会生活に大いに役立つものと言えるのです。
 なお、行政法は公務員試験には必須の科目となっています。公務員試験への対応も視野に入れた講義を進めることとします。

 この科目は、経済学部総合政策学科の専門科目(選択)、全学部共通の教養教育科目(社会を理解する分野)に位置付けられています。
 本講義は、NUCBフロンティア力の「基盤力」「実践思考力」「主体的行動力」「発展的コミュニケーション力」の育成を念頭に進められます。
  ・基盤力(学ぶ力)=行政法理論の学修を通じて、行動の基盤となる知識を積極的に学修する力を身につけます。
  ・実践的思考力(考える力)=現代社会に直結した行政に関わる法解釈を学ぶことで、問題の発見や解決に応用して考える力を養います。
  ・主体的行動力(行動する力)=行政と深く関係している現代社会において、行政に関わる具体的な取り組みを学ぶことで、行動に移す力を養います。
  ・発展的コミュニケーション力(つながる力)=地域コミュニティの問題など地方自治の身近な課題について議論するなかから、関係者と良好な関係を築く力を養います。
 本講義の学修目標は、LG-Ⅰ、LG-Ⅱ、LG-Ⅲ、LG-Ⅳです。
  ・現代社会に直結した行政に関わる具体的な制度のしくみを学ぶことで、LG-Ⅰ(論理的思考に基づいた統合的思考力、発展的実践力の養成)、LG-Ⅱ(コミュニケーション能力の養成)、LG-Ⅲ(情報を有効に活用する能力の養成)、LG-Ⅳ(実社会との関わりを意識した実践力の養成)を目標とします。

 これらにより、本学のミッションである「フロンティア・スピリット」と世界的な視野をもってビジネス界に貢献できる能力の育成をめざします。

学修目標の分類

  • LG-1 Critical thinking for frontier spirit(批判的思考)
  • LG-2 Diversity awareness(多様性の意識)
  • LG-3 Business ethics and sustainability(企業倫理と持続可能性)
  • LG-4 Analytical decision making skills(分析的意思決定)
  • LG-5 Effective communication skills(効果的なコミュニケーション)
  • LG-6 New-asian business perspective(ニューアジアでのビジネス展開力)