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磯野先生インタビュー

1. 磯野先生が考える留学生が名古屋商科大学で学ぶ良さを教えてください。

名古屋商科大学は、AACSBなどの代表的な国際認証を受けている大学であり、日本人の学生だけではなく、留学生にとっても最先端の教育が保証されています。また海外での教育経験がある教員、研究の第一線で活躍している教員、実務経験のある教員などが多く、そういった教員が他大学にはない授業を行い、質の高い学びの場を提供しています。

充実したキャンパスの設備は言うまでもなく、中国、韓国をはじめ、ノルウェーやフランス、インドネシア、マレーシア等、交換留学生を含めると約40ヶ国から留学生が来ており国際的、グローバルで最先端の学修環境になっています。
このような環境の中で、学生の入学時から卒業までをしっかりとサポートし、鍛え、育てていくことができる環境を整えています。
サポートを徹底していることで、他の大学に比べて高い就職決定率にも繋がっています。

2. 留学生のサポートはどのようなものがありますか?

留学生に特化したセミナーが大きく分けて二つあります。
まず1つ目は、1年生の時にある「クリティカル・シンキング入門」というセミナーです。このセミナーでは、日本の大学に入学したばかりの留学生が安心して学生生活が送れるように、勉強のサポートはもちろんのこと、学内施設の使い方やEメールの使用方法、研究室訪問の方法など、大学生活に関わる内容も学ぶことができます。
2つ目は、1年生から4年生までの全正規留学生が所属する「留学生セミナー(多文化交流ゼミ)」です。このセミナーでは、留学生の入学から卒業までのサポートしています。具体的には、アカデミック・ジャパニーズ、ビジネス・ジャパニーズの学習による大学生活や社会生活で必要な日本語の習得支援、卒業に向けた授業履修・単位取得支援のほか、1,2年生には学内プログラム(留学・インターンシップ・ボランティアなど)参加支援、3,4年生には就職活動・大学院進学支援を行っています。これらについては、コーディネーター教員(磯野)による個別指導も行っており、学生の希望・目的に沿った一人ひとりに適した指導を行なっています。

3. どのようなレベルの日本語の授業を受けることができますか?

初めて日本語を学ぶ学生向けの初級から、日本人の学生と一緒に「言語表現法」や「異文化コミュニケーション」について専門的に学ぶ超級まで、幅広いレベルの授業を受けることができます。

4. 留学生にとってケースメソッドで学ぶメリットを教えてください。

実際に起こったことを、そのストーリーの主人公として、当事者意識を持って考え、判断することが一つのメリットです。日本語学習で実際に学んだ語彙、文法・文型を使って、当事者として問題を一人ひとりが解決できる能力を身につけることができます。

ケースメソッドでは正解、不正解を問わない参加者中心型のディスカッションを行い、柔軟で実用的な思考・発想とその運用ができるようになります。

5. 留学生にとってスピーチコンテストに参加するメリットはなんですか?

留学生にとって外国語としての日本語を使って、準備をすることは、とても大変だと思います。しかし、普段の日常会話とは違う表現を使用して人前でスピーチすることが新たな学びに繋がります。また人前でスピーチするという経験が社会に出てからも役立つでしょう。

6. 入学試験でよくある質問はどのような質問ですか?

よくある質問をご覧ください。

7. 名古屋商科大学の教員として、磯野先生がやりがいを感じる時はどのような時ですか?

学生が4年間の間に成長していくこと、そして、卒業後に活躍している姿を見ると、やはりやりがいを感じます。
一人ひとりの学生としっかりと向き合い、コミュニケーションをとって指導していることで、学生との絆も深くなり、卒業後も連絡がきて活躍を知ると嬉しくなります。

8. 磯野先生は学生からの人気が非常に高いですが、なぜ高い人気を誇っていると思いますか?

授業において最高のパフォーマンスが発揮できるように準備をしています。内容を充実させることはもちろんですが「授業が楽しい!」「次の授業が楽しみだ!」というような授業になるよう意識して、実行しています。また自分自身で授業を評価し、改善へ結びつけることを常に続けています。学生にとって授業が教員への最良のアクセスとなるように日々心がけています。

9. 名古屋商科大学は愛知県の名古屋市近郊に位置していますが、名古屋はどのようなところですか?

愛知県はトヨタ自動車やデンソー、日本ガイシ等が本社を置くように、日本の基幹産業の中心都市の一つです。そして、そこで働く外国人定住者が多く、また留学生も多いため、多文化共生の観点から先進地域なので、外国人にとっても住みやすい都市だと思います。

10. 将来日本がどのように変化していくと思いますか?

政府による留学生30万人計画や各国との経済連携協定の推進、特定技能外制度による外国人の雇用など、今後、外国人の定住者が加速度的に増えていき、多言語・多文化社会が急速に進むことが予想されます。
そのため日本人同士だけではなく、外国人住民を含めた議論のもとで、多文化理解のあるコミュニティー、地域、社会に発展させていくことが重要です。

11. これから名古屋商科大学への留学を考えている方にアドバイスやメッセージをお願いします。

大学生活は勉学の場であるとともに、様々な知識の獲得と経験の積み重ねを通じて「人間力」を高め、社会に羽ばたくための最後の準備期間となります。最先端の教育と設備環境の中で、私たちと共に勉強しましょう。本学の建学の精神である「Frontier Spirit」のもと、お互いを高め合い、土台を作って未来を切り開いていきましょう。大切なのは「頑張る姿勢」です。共に頑張りましょう。
皆さんの入学をお待ちしています。