ケースライティングオリエンテーションを行いました

名古屋キャンパスの2年次を対象に、卒業課題であるケースライティングについてのオリエンテーションを行いました。ケースライティングでは、学生が関心を持った企業を取り上げて、企業研究、そして経営課題を見つけ出し、課題解決を行う実践型の卒業課題です。優秀なケースは、実際の講義（ケーススタディ）で使用されることもあります。

日進/長久手キャンパスや他大学の一般的な卒業課題である卒業論文とは異なり、客観的な視点で自分の関心のある企業や将来就職したい企業を選び研究をするため、早い段階から就職活動に向けた企業研究も兼ねることができます。

学生たちは3年次よりセミナーに所属し、ケースライティング執筆の指導を担当教員から受け、卒業までの2年間をかけて取り組みます。
今回のケースライティングオリエンテーションは栗本博行経営学部長より、ケースライティングの概要をお話しいただき、その後各セミナー担当教員の紹介とそれぞれの先生からセミナーの特徴をお話しいただきました。

名古屋キャンパス独自の取り組みとなるケースライティングの様子は随時お伝えしていきます。

ケースライティングとは

名古屋キャンパスの学生が卒業課題として取り組むケースライティングでは、ケーススタディの授業で用いられる「ケース」を作成することが目的となります。そのためケース作成にあたって、経営者などの意思決定者の視点や、分析をするにあたり必要な判断材料などの、議論することを目的とした情報を盛り込むことが必要となります。その上でケースライティングに挑戦し、第三者的な視点で企業の研究を進めることで、課題発見や問題提訴、マネジメント能力を身につけることができます。