
6月4日、5日の2日間にわたり、名古屋商科大学と愛知県商業教育振興会との連携協定に基づく「ビジネス基礎講座」を開催しました。この講座は、商業高校に所属する高校生が大学での学びを直接体験することで、興味ある分野へのさらなる好奇心を育み、大学の求める学生像や教育内容への理解を深め、将来の進路選択に活かすことを目的としています。
参加型ケースメソッド授業を実際に体験
本講座では、織田 由美子教授と、太宰 北斗准教授が登壇しました。織田教授の授業では、「マーケティング」を題材に人気飲食店のケースを用いながら、自分がマーケティング担当者であればどう考え行動するかを全員で議論。太宰准教授の授業では「マネジメント」を題材に、組織におけるリーダーとしての正しい意思決定について学修しました。受講する高校生たちは事前にケースを読み、事前課題を提出してから授業に臨みます。どちらの授業も質問に対し続々と手を挙げ議論が進展し、グループディスカッションにおいても積極的に意見を交わし合い白熱した様子でした。受講した高校生からは「普段の授業と比べ、非常に刺激的で自分が意見することで話題がどんどん展開していく楽しさを実感できた。」「他者の意見を聞きくことで新たな考えや価値観を発見でき、それを踏まえた上で多角的な視点から意見を述べる大切さを学んだ」との感想をいただきました。

本講座は愛知県商業教育振興会所属高等学校に通っている学生で、商業科目20単位以上履修している3年生が受講対象となります。本講座を1科目以上受講し、評価が「合格」の3年生は、名古屋商科大学の高大連携特別入試(総合型選抜入試)の出願資格が認められます。高大連携特別入試では商学部、経営学部、経済学部、経営管理課程から進学する学部を選択することができ、早期に進学先を決めることができます。今後も大学教育そして、高校教育の活性化に努められるよう尽力していく所存です。
愛知県商業教育振興会との高大連携協定を締結 | プレスリリース | 名古屋商科大学 - AACSB国際認証校
名古屋商科大学
https://www.nucba.ac.jp/press/entry-23584.html![]()