下呂市役所内定
経営管理課程4年 熊崎さん
岐阜県立益田清風高等学校出身
毎年、就職希望ランキングの上位にランクインする公務員。その激戦を勝ち抜き、出身地である下呂市役所様より内定をいただいた経営管理課程4年の熊崎さん。経営管理課程で力を入れて取り組んだことや将来への想いについて語っていただきました。
経営管理課程の魅力
経営管理課程は、ケースメソッド授業を通して自身の意見を発信し、多様な意見を共有できる点に魅力を感じています。授業ではディスカッションを中心として、グループワークやフィールドワーク、プレゼンテーションなど様々な形式で学修することができます。実践的な環境に身を置くことで、社会で役立つスキルを身につけると同時に、自身の成長に繋げることができていると実感しています。
学生時代に力を入れて取り組んだこと
卒業課題であるケースライティングに力を入れて取り組みました。私は「株式会社ユニクロ」をテーマとして取り上げ、これまで授業で活用したフレームワークを用いて分析・考察しました。4年次にはセミナー合宿も行い、より完成度の高いケースを作成できるよう教授から指導を受け、セミナーの学生同士でもお互いのケースについて意見を出し合いました。
私は資料の内容や見易さに関して高い評価をいただくことができ、自信に繋がりました。経営管理課程での学修の集大成であるケース作成を通して、論理的思考力、多角的な視点で捉える力、的確にフレームワークを使用することが身についたと考えております。
また目標を持って計画的に学修することを意識し、資格試験にも挑戦しました。その結果、日商簿記、ファイナンシャル・プランナー、リテールマーケティング3つの資格を取得することができました。
就職活動と将来の目標
私の地元である下呂市の発展に貢献したいという思いから市役所を志望しました。人物重視の採用であったことから、特に面接対策に力を入れて準備を進め、市の取り組みを把握することや、自身の経験してきたことを具体的に話せるように繰り返し練習を行いました。当日の面接では、ニュースについて聞かれましたが、セミナーで定期的にニュースを取り上げてディスカッションをしていたため、自信を持って話すことができたと思います。将来は地域の課題解決に向き合い、地域の方々にとって住みやすいと感じるまちづくりを目指していきたいです。そのために、市民に密接に寄り添い、声を聞くことを大事にしていきたいと考えております。大学の授業を通して培ったビジネスの視点で捉える力を地域の課題解決や施策に結びつけて活かしていく所存です。
取材:2022年12月