ファイナンシャルプランニング技能士(FP)2級合格
ファイナンシャルプランニング技能士(以下FP)2級に合格した、経営管理課程3年の小川さんと杉山さん(AFP同時取得)。2人が資格取得に向けどのように学習してきたのかを伺いました。
AFP(アフィリエイテッド ファイナンシャル プランナー)とは
NPO法人 日本FP協会が認定する資格であり、国家検定であるFP2級に合格し、且つAFP認定研修が修了した者のみに与えられます。FPとして充分な知識を習得していることが前提であり、相談者へ適切な助言や提案ができる者の証です。2年ごとに資格更新が必須で、所定の教育が義務付けられており、継続的な能力の維持向上を行っている資格です。
FP2級合格へ向けて
入学当初からFP3級・2級の合格へ向け週1〜2回、合計2年間持続的に試験勉強に取り組んでいました。経営管理課程のFP対策講座では、先生が些細な疑問や質問も細かく理解するまで丁寧に教えてくださり、教科書の過去問を複数回解くことでFPの問題傾向を把握し、頻出問題を重点的に勉強します。対策講座での課題を自宅からZOOMで行なったり、授業後に大学内の白板を使用して図で描写し理解することで、分からない部分を教え合いました。このように、対策講座を利用し、且つ1人では解決できないような問題も調べて知恵を出し合い士気を高めることができました。結果、本番試験前には自分たちも驚くほど成績が伸び、2人で喜び合ったのを鮮明に覚えています。さらにケースメソッドで修得した「根本を理解し論理的に考える力」のお陰で、今まで解けなかった難題が紐付いて理解し解けるようにもなりました。これらの努力の積み重ねで念願のFP2級に共に合格し、またAFP取得も叶えられ、切磋琢磨し合えた互いの存在、最後まで支えてくださった先生には今も感謝しています。
今後の展望
このFP2級が金融業界への就職の第一歩になればと考えています。また、検定や資格を持っていることは自身の強みにもなり、今後の社会や人生で必ず活かせます。秘書検定やリテールマーケティング(販売士)検定、日商簿記検定などにも挑戦し、就職活動の強みとして自分自身に磨きをかけていきたいと思います。
取材:2021年10月