キャンパスライフ

Campus Life

キャンパスライフ

Campus Life

  1. TOP
  2. 学修環境
  3. キャンパスライフ
  4. お知らせ
  5. クォーター制(2学期4ターム制)の導入

クォーター制(2学期4ターム制)の導入

#クォーター制 #日進長久手キャンパス #名古屋キャンパス

名古屋商科大学では、2019年度から全てのキャンパスでクォーター制(2学期4ターム制)が導入されました。
全学的に学生が主体となる参加者中心型の授業と、新しい学びのスタイルであるクォーター制の導入により、集中的に学ぶ環境を提供していきます。


名古屋商科大学では海外からの留学生も多く受け入れています。特に国際学部では「全員世界へ」というコンセプトのもと全員が海外プログラムに参加します。こういったグローバル化への対応も円滑に行うことができるのがクォーター制のメリットです。

また日本は春に学年がスタートしますが、海外では秋スタートが主流です。名古屋商科大学にも秋入学はありましたが、日本から留学するにしても、海外から留学生を受け入れるにしても、クォーター制なら問題なく受け入れや留学することができます。

そして、クォーター制になることで学生が授業を集中的に学ぶことができます。従来は半年で1科目を学んでいたのを1科目を2ヶ月で完結することができるため、集中した学びが可能となります。


クォーター制とは


クォーター制とは、1年間を4つの学期に分けて授業をするシステムです。日本の大学が取り入れている学期制には、他に「セメスター制(2学期制)」「トリメスター制(3学期制)」があります。 日進/長久手キャンパスでは2018年度まで「セメスター制(2学期制)」を導入していました。

「セメスター制(2学期制)」とは

1年間を2つの学期に分ける2学期制です。学期の初めと終わりの月は大学によって異なりますが一般的に、前期は4月~8月初旬、後期は10月~2月初旬で履修します。前期と後期の間は夏休み、後期から次年度の前期までは春休みとなります。学生は、1つの科目を1週間に1時限ペースで受講し、約4か月ほどでカリキュラムを修了します。

「トリメスター制(3学期制)」とは

1年間を3学期に分ける制度です。日本の大学だと一般的には、1学期は4月~7月下旬、2学期は9月~12月、3学期は1月~3月としています。また小学校、中学校、高校での学び方はこの3学期制が主流です。

「クォーター制(4学期制)」とは

1年間を4つの学期に分ける4学期制です。一般的に、春学期の前半が4月〜6月初旬、春学期の後半が6月中旬~8月中旬、秋学期の前半が9月後半〜11月中旬、秋学期の後半が11月下旬~2月中旬というように、1年間で4つの履修時間割を組みます。履修計画の柔軟な組み立てができ、幅広い学修ができます。

名古屋商科大学では、クォーター制を導入していますが、2学期4ターム制としています。また1つの科目を1週間に2時限ペースで受講し、約2か月で2単位を修得します。

大学教育は半期完結型のセメスター制が主流

昔の大学では、年間を前期・後期に分けて、高校と同様、1つの科目は1年かけて完結する通年制が主流でした。しかし、今では2学期それぞれに科目が完結するセメスター制が採用されている大学が多いです。科目によって通年制とセメスター制を併用している大学もあります。 例えば、早稲田大学は2013年4月から一部の学部でクォーター制をスタートしています。他にも慶應義塾大学も2012年度から理工学部の3年生のカリキュラムにクォーター制を実施しており、さらに全学的な導入案も検討中とのことです。


クォーター制のメリット


短期集中&積み上げ式で学べるのが魅力

まず、1年を4回にわけて授業を履修するため短期間で集中的に学ぶことにより学修効果の向上が期待できます。 例えば、セメスター制だと、同時進行で10~12科目程度学びますが、クォーター制はその半分を同時に学びます。分散せず一つひとつの科目に集中できるので学びの定着を期待できます。  

留学しやすいのがクォーター制のメリットの一つ

2つ目に、海外の大学で6月から実施されるサマープログラムへの参加や、短期留学や海外体験プログラム、長期のインターンシップなど自主的な学修や体験の選択肢が広がります。3つ目として、海外からの留学生の受け入れが容易になり、キャンパスの国際化がますます促進されることがいえます。

冒頭でもお伝えしたように本学の国際学部においては、「全員世界へ」というコンセプトのもと語学習得だけでなく、海外体験による視野や知識の広がりを目的としています。本学では1年次から参加できる「国際ボランティア」や、カナダ・イギリス・中国への語学留学プログラムである「フロンティア・スピリット・プログラム」など体験から語学留学まで多種多様な海外体験を提供しています。クォーター制となることで、これらのプログラムへの参加もよりしやすくなります。