クォーター制(4ターム制)の導入
名古屋商科大学では海外からの留学生も多く受け入れています。特に国際学部では「全員世界へ」というコンセプトのもと全員が海外プログラムに参加します。こういったグローバル化への対応も円滑に行うことができるのがクォーター制のメリットです。
また日本は春に学年がスタートしますが、海外では秋スタートが主流です。名古屋商科大学にも秋入学はありましたが、日本から留学するにしても、海外から留学生を受け入れるにしても、クォーター制なら問題なく受け入れや留学することができます。
そして、クォーター制になることで学生が授業を集中的に学ぶことができます。従来は半年で1科目を学んでいたのを1科目を2ヶ月で完結することができるため、集中した学びが可能となります。
クォーター制とは
クォーター制(4学期制)
1年間を4つの学期に分ける4学期制です。一般的に、春学期の前半が4月〜6月初旬、春学期の後半が6月中旬~8月中旬、秋学期の前半が9月後半〜11月中旬、秋学期の後半が11月下旬~2月中旬というように、1年間で4つの履修時間割を組みます。履修計画の柔軟な組み立てができ、幅広い学修ができます。
セメスター制(2学期制)
1年間を2つの学期に分ける2学期制です。学期の初めと終わりの月は大学によって異なりますが一般的に、前期は4月~8月初旬、後期は10月~2月初旬で履修します。前期と後期の間は夏休み、後期から次年度の前期までは春休みとなります。学生は、1つの科目を1週間に1時限ペースで受講し、約4か月ほどでカリキュラムを修了します。
クォーター制のメリット
短期集中&積み上げ式で学べる
まず、1年を4回にわけて授業を履修するため短期間で集中的に学ぶことにより学修効果の向上が期待できます。 例えば、セメスター制だと、同時進行で10~12科目程度学びますが、クォーター制はその半分を同時に学びます。分散せず一つひとつの科目に集中できるので学びの定着を期待できます。
効率的に留学しやすい
2つ目に、海外の大学で6月から実施されるサマープログラムへの参加や、短期留学や海外体験プログラム、長期のインターンシップなど自主的な学修や体験の選択肢が広がります。3つ目として、海外からの留学生の受け入れが容易になり、キャンパスの国際化がますます促進されることがいえます。
冒頭でもお伝えしたように本学の国際学部においては、「全員世界へ」というコンセプトのもと語学習得だけでなく、海外体験による視野や知識の広がりを目的としています。本学では1年次から参加できる「国際ボランティア」や、カナダ・イギリス・中国への語学留学プログラムである「フロンティア・スピリット・プログラム」など体験から語学留学まで多種多様な海外体験を提供しています。クォーター制となることで、これらのプログラムへの参加もよりしやすくなります。