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愛知県の商業高校へのケースメソッド教育導入に扶翼

愛知県商業教育振興会と名古屋商科大学は、2021年9月 大学教育・高校教育の活性化を図ることを目的に高大連携協定を締結しました。この連携の一環として12月22日(水)、本学大学院において高校教員を対象としたケースメソッド研修会を開催。開会にあたり、愛知県立愛知商業高等学校 川口宗泰校長より、高校教育へのケースメソッド教育導入の意義や今後の取り組みについて熱意あるご挨拶をいただきました。そして、本学の栗本博行学長からは、教授法を変革するにあたり実践してきた軌跡やケースメソッド教育の根幹をご紹介しました。

今回の研修会は、高校の商業科目におけるケースメソッド教材開発および実践として3部構成で展開しております。冒頭では、本学でケースメソッド教育をご担当されている竹内伸一教授がケースメソッドの体験授業を実施し、高校教員の皆様からも自身がケースメソッド授業を実践する際に気をつける点など実用的な質問があがりました。第2部では、ケースメソッド授業の導入に向けてケースメソッドの原理原則の概念を8つの切り口から教授し、実践者を支えてきた考え方やコンセプトもご紹介することで理解を深めていただきました。最後に、本学大学院で受講経験のある愛知商業高等学校 寺田陽一先生による実践報告を実施。寺田先生は先行実践として自身で開発したケースメソッド授業を自身の高校で行われ、その際に受けた感触や準備などを報告いただきました。今後も年に数回このような研修会の機会を設け、商業教育の変革に取り組んで参ります。


愛知県商業教育振興会について

愛知県内で教科「商業」に関する科目を教育課程に設定している高等学校および特別支援学校(愛知県立、名古屋市立、私立)をもって組織し、現在55校(教員数700名、生徒数15,987名)が加盟しています。