4年間の学修・研究成果を発表
12月6日(水)日進キャンパスにおいて、「卒業論文発表会」が開催され、総勢1,200名を超える学生が参加しました。各セミナーの代表者26名が自身の決めたテーマに基づき、2年次から3年間に渡って研究を重ねた成果を発表しました。
卒業論文とは
大学4年間の学びの集大成として、本学では卒業論文を執筆します。卒業論文は学生自身が自由にテーマを選択し、自らの方法で研究を重ね結論を見出します。卒業論文発表会では執筆した卒業論文をパワーポイントなどにまとめ、他学部や下級生にもわかりやすくプレゼンテーションを行います。テーマも時代やニーズに合わせて変化しており、今年度は以下のようなテーマの論文発表が行われました。
卒業論文発表テーマ(抜粋)
- ビジネスにおけるAIへの影響と課題に関する研究
- 日本はキャッシュレス化できるのか?
- LGBTの差別問題
- 相続税法におけるみなし贈与について
- Efforts of the Fashion Industry for Implementation of SDGs
発表会場の様子
発表会は司会進行から会場設営まで学生主体で運営されます。4年生が大勢の前で堂々と発表する姿を見た下級生からは、「発表内容や話し方がすごくわかりやすく、自分も同じ場に立てるように勉学に励みたい」という声が聞かれました。質疑応答では、発表を受けて様々な視点から質問や意見が飛び交い、活発な意見交換が行われました。
名古屋商科大学の教育方針「師弟同行」の精神
本学の教育方針の柱でもある「師弟同行(チュートリアル・システム)」の精神は、教育における一方通行的授業の欠陥を補うものとしてセミナー教育を重視するとともに、教員と学生の両者が相互啓発によって互いの信頼を深め、人間教育・個性教育に立ち返って、かけがけのない存在となるべく指導するものです。学生は3年次以降、専門セミナー・SEMINAR(国際学部)に所属して卒業論文執筆指導、個別学修指導、進路指導等を受けます。また、SEMINARでは語学力向上のための個別指導も行います。