学修・研究成果を発表
11月18日(月)に日進キャンパスで「セミナー論文発表会」が開催されました。代表学生18名による論文発表(プレゼンテーション)が実施され、総勢1,100人を超える学生が参加しました。セミナー論文発表会では、4年次に提出する卒業論文に向けて、3年生が研究の中間発表を行います。セミナーに所属して約半年という短い時間で迎えたセミナー論文発表会でしたが、きちんと調べられており、今後の研究も期待できるものでした。研究テーマはビジネスから社会問題まで多岐にわたり、以下のようなテーマが発表されました。
セミナー論文発表テーマ(抜粋)
• インボイス制度の経済的影響
• SNSマーケティングについて
• 生成型AIの限界と展望
• 文化的差異が日本商品の中国市場展開に与える影響
• Food culture and Food Safety in Japan and the United States
発表会場の様子
発表会は各セミナーから選ばれた有志の学生たちで司会進行・運営されます。
質疑応答では発表内容に対する活発な議論がなされ、「論文の着眼点が面白かった」という声や、「自身の論文にも、もう1つ比較対象を作って考察したい」という声が聞かれました。3年生のセミナー代表者が大勢の聴講学生の前で発表する姿を目の当たりにした1年生からは、「身近な疑問に気づくことが論文のテーマ選びで大切だと思った。」という声や「自分も先輩方のように、自信を持って発表できるようになりたい。」と感想が聞かれました。
名古屋商科大学の教育方針「師弟同行」の精神
本学の教育方針の柱でもある「師弟同行(チュートリアル・システム)」の精神は、セミナー教育を重視するとともに、教員と学生の両者が相互啓発によって互いの信頼を深め、人間教育・個性教育に立ち返って、かけがけのない存在となるべく指導するものです。学生は3年次以降、専門セミナー・SEMINAR(国際学部)に所属して卒業論文執筆指導、個別学修指導、進路指導などを受けます。また、SEMINARでは語学力向上のための個別指導も行います。