
2025年4月1日(火)、名古屋商科大学および名古屋商科大学大学院の2025年度入学式が盛大に執り行われました。満開の桜と穏やかな天候に恵まれ、新入生の門出を祝福するかのような一日となりました。新入生たちは、やや緊張した面持ちを見せながらも、輝かしい未来への期待を胸に、学びへの意欲を感じさせてくれました。
「未踏の地を切り拓け」— 世界標準の学びで歩む新たな第一歩
桜の花が咲き誇る春の佳き日に、名古屋商科大学および大学院では、国内外1,065名の新入生を迎え、第73回・第36回生の入学式を厳粛に挙行いたしました。栗本博行学長は祝辞の中で、本学が掲げる「世界標準の経営教育によるリーダー育成」という使命に触れ、創立90年の歴史を背景に、多様な価値観と国際的な視野を持つ人材の育成に取り組む決意を新たにしました。
式では、「輝きの本質」や「常識と価値観」といったテーマにも触れ、多様な学問への関心と、グローバルな環境で学ぶことの大切さを新入生に呼びかけました。
最後に、学長は「開かれた道を行くな、未踏の地を切り拓け」という創立者の言葉を引用し、新入生の皆さんが高い志と情熱を持って挑戦を続けることを期待し、激励の言葉を送りました。
「魂が揺さぶられる経験を」— AMBA代表が語る学びとリーダーシップ
2025年度入学式では、経営教育における国際認証機関 AMBA & BGA の代表であるアンドリュー・メイン・ウィルソン 氏を英国よりお招きし、新入生への祝辞が贈られました。AMBAは、世界70か国以上のトップビジネススクールに認証を与える国際機関で、名古屋商科大学は日本で初めてこの認証を取得し、世界でもわずか2%の「Triple Crown」認証校として高く評価されています。
ウィルソン氏は、自らの経験とともに「世界標準」の教育の重要性を語り、今後の不確実な時代を生き抜くには、学びたいという好奇心、粘り強さ、国際的な視野、そして他者から学ぶ姿勢が不可欠であると強調しました。
また、名古屋商科大学の教育環境を最大限活用し、ビジネス感覚や創造力、テクノロジーへの理解を深めながら、リーダーとして社会に貢献することの意義についても触れられました。
最後に、「人生の価値は、何度魂が揺さぶられたかによって決まる」との言葉を贈り、新入生の未来にエールを送りました。
学生生活の始まりを彩る
式典終了後、会場の外では、体育会・文化会のクラブやサークルの活動を紹介する先輩学生たちが、新入生を賑やかに出迎えていました。
クラブ・サークル活動は、学生生活をより豊かに、充実したものにしてくれる大切な機会です。新入生たちは、それぞれ興味のある団体の話に耳を傾け、期待に胸をふくらませている様子でした。
新入生の皆さんが、名古屋商科大学での学生生活を通じて多くの学びと経験を積み、実り多き日々を送られることを、教職員一同、心より願っております。





