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硬式野球部出身の茶野篤政選手が史上初、育成入団1年目で オリックス・バファローズの開幕スタメン出場

名古屋商科大学硬式野球部の卒業生で、育成ドラフト4位でオリックス・バファローズに入団した茶野篤政(チャノトクマサ)選手が、オープン戦での活躍が認められ、開幕スタメンで公式戦に出場しました。育成入団1年目で開幕スタメンに名を連ねるのは史上初の快挙です。開幕戦では、8番ライトで出場し、プロ初打席で初安打を放ち盗塁も決め、期待の新人として早速結果を残しています。その後も(4/14現在)全試合スタメンで起用されており、俊足巧打の育成出身ルーキーとして、早くも注目が集まっている茶野選手。リーグ3連覇、日本一連覇を狙うオリックス・バファローズでのさらなる活躍が期待されています。

経歴

中京高校野球部〜名古屋商科大学硬式野球部〜徳島インディゴソックス球団​​〜オリックス・バファローズ(2023年入団)

活躍と実績

高校時代は3年夏に公式戦デビューを飾り、岐阜県大会準優勝に貢献。名古屋商科大学に入学後は、入学早々春季リーグ戦からレギュラーとしてベンチ入りを果たし、その年の秋季リーグ戦では主に指名打者で活躍。大学2年の秋季リーグ戦では2部リーグ最優秀打者賞​​に輝くなど、愛知大学野球連盟2部リーグ屈指の巧打者として活躍しました。2022年3月卒業後は徳島インディゴソックス球団に進み、1年目から59試合に出場して打率.316(177打数56安打)、2本塁打、23打点、37盗塁、出塁率.424をマークし、首位打者を獲得。2022年10月のドラフト会議において、オリックス・バファローズより育成4巡目指名。オープン戦での活躍が認められ、晴れて開幕一軍スタメンを勝ち取りました。

文武両道を実現させた学生時代

茶野選手は、本学の重点強化クラブである硬式野球部に所属し、毎春秋開催されるリーグ戦で勝利することを目標に仲間と練習に励む日々を送りながら、野球を通じ、技術だけでなく人間力の向上を目指​​して真摯に取り組んでまいりました。その一つが学業と部活動の両立への取り組みです。その結果として、大学4年生でクラブ活動に参加する成績優秀学生に贈られる「同窓会奨学生」へ採用されるなど、本学を代表する学生として高い評価を得ています。

名古屋商科大学硬式野球部について

半世紀近い伝統を誇る硬式野球部は総勢80名の部員で活動しています。愛知大学野球連盟の2部リーグに所属し、リーグ戦は年に2回(春季と秋季)行われます。赤松幸輔監督の指導のもと、部員一丸となって1部リーグ復帰を目指して、日夜練習に励んでいます。

施設も充実しており、主な活動場所である第一野球場は平成17年に全面改修を施し、内野は特殊な混合の土を使用し、土ほこりがたちにくく水はけの良いフィールドに、外野部分は全面人工芝となっています。他にも雨天練習場やトレーニングルームもあり、雨天時も充実した練習をすることができます。