2022年3月に本学を卒業した茶野篤政選手が、今年度のドラフト会議において、オリックス・バファローズより育成4巡目でドラフト指名されました。この度その報告も兼ね凱旋した茶野選手、そして本学硬式野球部の上川監督、赤松コーチにお話を伺いました。
文武両道の4年間
名商大へ進学した理由を教えてください。
大学でも野球を続けたいと考え、専用グラウンドやトレーニングルームなどの施設が充実していて、野球に打ち込める環境だと思い進学しました。グラウンドが無い大学もある中、硬式野球部専用のグラウンドがあることがとても魅力的でした。常に練習できる環境があるので、自分の意志があればどこまでも成長できると思います。
大学時代、野球以外でがんばったことはありますか?。
茶野選手:当然勉強にも力を入れ、授業や課題などにもしっかり取り組みました。ひとつでも多くのことを学んで卒業したいと考えいたためです。経営学系のセミナーだったので、経営者がどのようにして成功してきたかという理論を学ぶ中で、野球にも繋がることがあるなと感じました。今もセミナーの先生と交流が続いています。ずっと試合結果も追ってくれているみたいで嬉しいです。今回のドラフト指名後にも電話をいただきました。
監督・コーチから見た茶野選手の魅力は?
上川監督:高校時代から知っていましたが、思いきりのいいバッティングと走る力が魅力で、当時から楽しみな選手だなと感じていました。大学入学後すぐにベンチ入りした程で、しっかり振ってくれるし、練習も一生懸命やる。練習に対して、気を抜くことをあまりしないので、逆に怪我してしまうのでは無いかなと心配になるほど常に一生懸命で熱心な選手です。
赤松コーチ:最初はちょっと打ち方がめちゃくちゃな選手だなと。自分の理論をすごく貫き通そうとしていたという第一印象です。直すべきところは指導し良さを伸ばしていきたいと思いました。
名商大で培った力を活かしていきたい
茶野選手:入学した頃から卒業後も野球を続けることを目標に、当然チームが勝つこともそうですが、自分のレベルをもっと上げて行きたいと取り組んできました。良い環境で野球をやらせてもらえましたし、授業でもセミナーでは経営について学ぶことができて、4年間でいろいろなことを吸収できたと思います。大学時代からバッティングと走塁が1番の売りだと自負しています。監督やコーチにそういう部分を評価してもらっていたので、次の世界でも自分の強みをもっと伸ばしていきたいと思っています。
茶野 篤政(ちゃの とくまさ):高校3年夏、岐阜県大会準優勝に貢献。名古屋商科大学に入学後は、1年秋からレギュラーを奪取。愛知2部リーグ屈指の巧打者として活躍しました。卒業後は徳島インディゴソックスに進み、1年目から59試合に出場して打率.316(177打数56安打)、2本塁打、37盗塁、出塁率.424をマークし、首位打者を獲得。高いポテンシャルが評価され、一気にプロ注目選手となりました。
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名古屋商科大学
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