多文化の魅力を体験「インターナショナルデイ」
11月30日(土)、日進市民会館で開催された「インターナショナルデイ2024」に、名古屋商科大学の留学生たちが参加しました。このイベントは、日進市国際交流協会様が主催するもので、市民の皆様と外国人との交流を深め、多文化理解を推進する場として今年で14回目を迎えました。今年のテーマは「留学生と一緒に多文化を楽しもう」。名古屋商科大学は初めてお声がけいただき、当日は16カ国31名もの留学生が参加をしました。
イベントはグループでの自己紹介からスタート。お互いの名前を呼びやすくするため、留学生は名前をカタカナで、日本人はローマ字で、名前シールをつくります。カタカナを書くのがまだ慣れない留学生に、同じグループの方がサポートをしてくださったりと、仲を深めるきっかけになりました。続いて、日進市剣道連盟様による剣舞の披露や剣道の精神の紹介、そして名古屋商科大学から留学生3名がそれぞれの母国、アルゼンチン、メキシコ、東ティモールについての紹介をしました。それぞれの国の特徴や歴史などの紹介に加え、メキシコにルーツを持つLisaは、最後にメキシカンダンスの一部を披露してくれました。
発表の後には、茶道、書道、剣道、お琴といった日本文化を体験できるコーナーを自由に巡ります。剣道の体験では、裸足になり、声を張り上げて竹刀を振るという実践的な体験に、大興奮。その他にも茶道の作法について学び、抹茶を点てたり、書道やお琴など、様々な日本文化に触れることができ、留学生たちは大満足の様子でした。
母国紹介をした留学生3名も、母国の飲み物やお菓子を振る舞うコーナーを用意。市民の皆様だけでなく、参加した留学生たちも各国の珍しい味に興味津々で、たくさんの方々に声をかけられ、嬉しそうに自国の文化などを紹介していました。
イベントの締めくくりには、各国独自のじゃんけんを教えてもらい、みんなでじゃんけん大会をし、楽しく和やかな雰囲気の中、多文化の魅力を存分に感じられる素晴らしい一日となりました。
今回、名古屋商科大学の日本人学生たちもボランティアとして参加し、留学生のプレゼン準備や当日のイベント運営をサポートしてくれました。こうした活動を通じて留学生と交流を深められる機会がたくさんあることも、名古屋商科大学ならではの魅力の一つです。