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「よい」授業をつくるには

児童生徒が望むよい授業を成り立たせる4因子として、
①授業が管理されている
②基礎力が伸ばせる
③経験に基づいた授業スキル
アクティブラーニング
であることが、とある自治体の調べで明らかとなりました。具体的には、授業中のけじめや見やすい板書、ユーモアなどだった。ごく普通の結論のようですが、「普遍的な要素が因子として抽出できたのには、大きな意義がある」のではないでしょうか。

自治体でも「よい授業」とは何かを追求し、子どもたちの声に耳を傾け、今後どうしていくかを考えています。グローバル社会の中では、これまで以上にさまざまな価値観を持つ人たちと関わりながら生きていくことになります。変化の激しい時代の中でスピーディに答えを導くのは容易ではありません。そこでは主体的に議論に関わりながら、協働して問題を解決する力が求められます。社会に求められる力を自然と身につけることができる学習方法がアクティブラーニングです。そして上記結果の示す通り、そのことに本能的に気付いている子どもたちを指導する側が「物理の勉強で人の生き方は語れない」などと思い込み、理想論だと諦めてはいけません。どうすれば子どもたちが社会で活躍する人材となることができるのかを私たち大人が追求しなければいけません。