「ケースブック」の効果
名古屋キャンパスBBAでは、ケースブックを読み解く予習が必要となります。ケースブックとは企業の歴史や成功事例など、様々な実例が書かれた教材のことを指します。学生には事前に指定されたケースブックが配布されます。企業における様々な実例と共に、ケースに対する課題が出されます。ケースを読み解き、その企業の強みや弱み、トラブルへの対処法など、学生は各自で調べながら意思決定を下します。事前に知識を蓄えておくことで、授業の中で積極的にディスカッションに臨むことができ、様々な意見を取り入れることによって、より良い課題解決に結びつきます。
このようなケースによる学修方法は、ビジネスにおける実践的な能力を養う為には非常に有効です。「もし自分がこの企業の経営に関わる者ならどうすれば良いだろう?」と当事者の立場になって、どのような戦略や政策を取るかということを、目線を変えて考えます。ビジネスの正解は一つではありません。実例に対して詳しく分析し、学生間のディスカッションやグループワークなどを通して課題発見力や意思決定力が日々養われていくのです。