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ケースメソッドで数字に強くなる

コミュニケーションにおいて数字はとても強い力を持っています。数字で表すことで具体的に伝えることができたり、共通認識を持つことができるからです。

例えば、売上状況を上司から聞かれた時に「売上は前年よりやや減少しました」という報告と、「売上は前年より12%減少、個数で言うと92個減少しました」という報告では伝わり方が違います。“やや減少‘”と言うと10%程度に捉える上司もいれば、5%程度に捉える上司もいます。“やや減少”という言葉には曖昧さがあり、人によって受け取り方が変わってきます。そこで、具体的な数字を入れることで自分と相手が共通の認識を持つことができます。

そして、この数字にある背景をさらに読み解き、次へのステップへと移すことがビジネスでは求められます。

ケースメソッドで扱われる多くのケースは実在企業において実際に起こった物語が書かれているだけでなく、企業の財務情報や売上推移など様々な量的データも資料として添付されています。


「ケース」とは

実際に企業で起こった実例などが書かれている教材。USJやスターバックスなど認知度の高い企業から中小企業まで、様々な企業のケースが存在します。本学ではこのケースという教材を用いた授業を実施しており、学生たちは企業実例からビジネスに必要な実践力を磨いています。

本学の授業ではケースに記載されている数値データから状況を分析し、問題を発見したり、将来の予測やプランを数字で表す思考とスキルを身に付けます。