アクティブラーニングで学ぶ心の行動や意識の尺度
- 教員 & 研究
- 授業レポート
椿田 貴史先生による心理学の授業では、ビジネスや教育、医療の現場において最も“使える”心理学を、アクティブラーニングで学びます。 この授業では、自分の悩みや改善したい習慣などに注目し、「自己介入調査」...
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Case Method
名古屋キャンパスの都心型コースはケーススタディとフィールドワークに特化した学修で、実践的なビジネスを「体感」と「発見」を通じて学びます。ビジネスの中心地である伏見に位置する名古屋キャンパスは、キャンパスを飛び出して自分の目で観察し、課題の発見をするフィールドワークに最適の立地となっています。フィールドワークは現地へ実際に赴き、対象となる人物やモノを観察し調査する学修手法です。
今回は、Term1第3週目の納村信之先生による「ビジネス行動観察」のフィールドワークの様子をご紹介します。
今回、学生たちがフィールドワークで足を運んだのは、「大須商店街」です。大須商店街は名古屋の地元住民に長く愛されおり、最近では海外からの観光客も多く人気の観光スポットとなっています。
学生たちは「商店街を訪れる人々の購買行動」を写真に収めるため、飲食店や洋服屋、ドラッグストアなどにいる人々を商店街を歩きまわりながら探していました。今回は平日の昼過ぎの時間帯で、天候が雨だったこともあり、週末であればいつも買い物客や観光客でごった返している大須商店街もいつもと比べ閑散としていたため、対象となる人々を探すのに苦戦している様子でした。しかし、学生たちはフィールドワークにとても意欲的で、商店街にいる人々を真剣な眼差しで観察し沢山の写真を撮っていました。
次回の講義では、このフィールドワークで各々が撮ってきた写真をグループでまとめます。「KJ法」という、内容や質の異なる多くの情報の中から必要なものを取り出し、関連するものをつなぎ合わせて整理・統合していく手法を学生たちは実践しながら修得していきます。