売上が向上するほど肥満者が減る?
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本日の講義「ロジカルシンキング2」では、学生がアメリカの飲料メーカー「ペプシコ」のCEOの立場で ペプシコが抱える経営課題について考え、クラス全体でアクティブラーニングで考えました。 20世紀に入り、肥満...
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Case Method
「MBAキャリアデザイン」は企業の第一線で働く本学ビジネススクール修了生(MBAホルダー)から、働くことや人生、キャリアについて改めて考えることを目的に開講されている、名古屋キャンパス都心型コース独自のプログラムです。
今回は、国内有望なヘルスケア系ベンチャー企業で大活躍している呂天元さんを講師としてお招きしました。
キャリア選択の状況や自身の考え・感情を言語化することで、判断基準を潜在意識から引き出す手法をアクティブラーニングで体験しました。
納得できるキャリア選択をするためには、自分の判断基準を明確にすることが必要不可欠です。
その一助となるのが、人への相談です。
過去の自分の行動選択の理由や、企業のどのような点に魅力に感じているか、自分が獲得したいもの、目指すものなどを言語化・整理・優先順位付けすることで、ぼんやりしていた自分の判断基準を具体的に認識することができます。
今回は、転職活動において有名企業にすべきかベンチャー企業にすべきか悩む主人公が、最終的にどちらを選択するか、意識決定のプロセスを追体験します。
講義では「有名企業に転職する」と考えるグループと「ベンチャー企業に転職する」と考えるグループに分かれ、ディベートを行いました。
ベンチャー企業支持:「主人公はゼロからイチを作り出す仕事を希望しているので、組織としてのしがらみがないベンチャー企業の方が合致していると考えます。またこの会社は介護福祉分野でのIT活用を目指しているので、主人公が重視する仕事の社会的価値が高いと言えます。」
有名企業支持:「この会社は有名企業ながら、イノベーション意欲が強いです。同じような性格ならば、最終的に起業を考えている主人公にとって、ある程度の収入を有名企業で働き得ておく必要があるのではないでしょうか。また社会的貢献度も大事ですが、チームメンバーが優れていることがやりがいに繋がると考えます。」
今回、学生たちはディベートを初めて体験し、少し苦戦した部分もあったようです。自分たちの考えを羅列的に提示したり、弱点となる部分を突いて他方の考えを否定するのではなく、出された意見を掘り下げて真正面から論破していくことで、より有意義な議論ができることを学びました。