株式会社日本経営 冠講座《マーケティング入門》
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小野裕二教授の「マーケティング入門」の授業は、名古屋商科大学と株式会社日本経営との産学連携の一環として、株式会社日本経営からの寄付金を財源に、マーケティングの最前線で活躍する人材をゲストスピーカー...
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ケースメソッド
Case Method
名古屋キャンパスでは平日や土日に行う授業に加え、長期休暇中に開講している「集中講義」という授業があります。この集中授業では、1年〜4年の学生が合同で受講します。学年が異なるからこそ、違った視点からの意見が増えたり、考え方の幅が広がって一つの物事に対する新たな捉え方が発見できたりなど、より深い学びが修得できる機会となります。
今回の集中授業では、浅井要先生の「イノベーションマネジメント」が行われました。イノベーションはどんな時に、どのようにして起こるのか。実際の企業の事例を通じて、大企業と中小企業のスタートアップの違いや、起業・新規事業を立ち上げるまでのプロセスなどを学びます。
授業初日となる今回は、革新的なデザインとイノベーションを手掛ける企業「IDEO」のケースを用いてディスカションを行いました。IDEOは、どのようなプロセスを通じて今までにない新たな製品やサービスなどを生み出しているのでしょうか。イノベーションを起こすためには、デザイン思考を用いてクリエイティブなアプローチからビジネスの問題を解決するような考え方が必要です。ユーザーが抱える真の課題を明確にし、その質を上げることでソリューションの質を上げることができます。狙うターゲット層や扱うアイディアに応じて、最小限の製品やサービスを用いながら、いかに無駄を省きスタートアップできるかを考える必要があるとこの授業を通して学びました。受講生たちは今後、新たな価値を生み出す上で必要なプロセスや考え方を修得しました。