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BSc in Economics

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《講義レポート》国際機構:関根豪政先生

多様な国際機構のあり方を学ぶ

グローバル化が進んだ現代において、国際連合やEU・ASEANといった多様な国際機構が果たすべき役割は、時代とともに確実に変遷を遂げています。本学の学生にとっても、グローバルビジネスの世界で成功する視野を身につけ、国際的・地域的にどのような事象が生じているかを的確に把握するスキルを養います。

移りゆく21世紀の難民問題

本日の講義は関根豪政先生による国際機構の講義です。
講義の前半では国際復興開発銀行とIMF(国際通貨基金)についてスポットを当てていました。日本と外国の二国間の関係をプロジェクターで投影しているだけでなく、先生が講義をしながら図や解説がデータにどんどん書き足されていき、学生たちも持参したPCを持ち込んでいるので、各自も作業をしながら学修することで理解も深まります。学生にとってなじみが薄い国際機構の役割についても、メジャーリーグやサッカー日本代表の例を上手く取り入れながら解説する場面では、具体的なイメージが学生たちにとっても掴み易い内容となりました。

講義の後半では、国際社会が抱える多くの問題の一つである「難民問題」が取り上げられました。過去5年で中東情勢の悪化による難民が爆発的に増加しているのは、日本で暮らしている私達にとっても考えさせられる問題であり、ひと昔前のイメージにあった、貧困に苦しみ着の身着のまま亡命するというよりも、裕福な層が安全を求めてヨーロッパ各国に移り住む様子が印象的でした。
次回はイギリスの離脱によって今年注目を浴びたEUについて学修していきます。