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《授業レポート》関根 豪政先生「国際法」

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私たちの生活とも関わりの強い国際法



関根先生の国際法の授業は、国際法に関する様々な論点を勉強することによって、今現在、国際社会がどのような問題を抱えているかについて理解し、どのように解決すべきか考える力を高めることを目的としています。学生には、国際法を私たち市民の一般的な生活とも関わりの強い法であると考えてもらい、いざ国際的な問題に直面してもそれに冷静に対処することのできる能力を修得することを目指します。本授業では、国際法の基礎をおさえつつ、個別の分野に対応できる柔軟な思考力を身につけます。

ケース「沖縄独立!?」を用いて


国の成り立ちとして、国が自ら宣言して独立する場合と、他国からの承認を得て独立する場合に分かれます。沖縄が独立したい!となったときに、どちらの方が良いと思うか学生の意見を聞きました。「後者の方が、世界から理解を得やすく、貿易に有利」「他国の承認を得るのは難しいので前者が良い」「すぐに独立できるのは前者。時間がかかりすぎるのはよくない」「小さく弱い国なので、他国からの承認を得た方が何かあった時に助けてもらいやすいのでは」など、たくさんの意見が出ました。学生からの多様で活発な意見が出て、前者・後者でだいたい半分に意見が分かれるという結果になりました。「日本の一部である沖縄が独立したらどうなるか?」といった、学生にとって現実的に考えやすいテーマを使うことによって、一見難しそうに見える「国際法」というものを身近に考えることができたのではないでしょうか。