政治・経済・法学など幅広い知識を参加型授業で学ぶ経済学部には、将来公務員を目指すことができる環境が整っています。経済学部の前川和歌子専任講師による「政治学」の授業では、日本国内の政治のみならず、世界の政治事情についてケースを用いて学んでいきます。
ケースで実践的に学ぶ世界の政治

今回の授業では、事前に配布された「強い首相」に関するケースに基づき、民主主義における意思決定について、執政制度やその影響に関するグラフやデータを考察しながら理解を深めていきます。授業の中では、「大統領制・議院内閣制・半大統領制を採用している国の数の推移グラフから何を読み取ることができるか」といった問いに、受講生は次々に挙手をして自分の意見を発表しました。前川専任講師はそれぞれの学生からの意見を受け止め、世界の執政制度の具体的な例を挙げて解説を加えることで、受講生の理解を深めていきます。
一つのケースと、その中の同じグラフやデータを用いた考察においても、それぞれの学生の価値観や学修歴により、意見や主張は異なります。受講生は参加型授業の中で他の学生の発言から様々な見方・観点を学びます。このように、「政治学」の授業では、国内から国際政治に至る幅広い事象と、様々なデータの考察を通して思考力、分析力を養います。こうした学びは、公務員試験において必ず出題される「社会科学」のうちの政治分野の試験対策にもつながっていきます。
2022年公務員コースを開設《経済学部》 | 経済学部 | 名古屋商科大学《AACSB国際認証校》
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