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国際学部 国際学科

BA in International Studies

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国際安全保障論

講義概要

安全保障は、「酸素」のようなものだと称されます。両者には、十分にあるときには意識しないが、少なくなると生存すら危うくなるという共通点があるからです。グローバル化が進み、経済的な相互依存や文化的な相互理解が深まった現在の国際社会では、軍備や同盟といった安全保障上の考慮など時代錯誤だという考えもあるでしょう。しかし、世界ではしばしば戦争や内戦が勃発し、日本が位置するアジアでも国家間のライバル関係は克服されておらず、領土問題も数多く存在します。このように見ると、グローバル化が進んだ現代においても伝統的な安全保障を学ぶ意義は大きいといえます。

本講義では、安全保障に関する理論と事例について学んでいきます。具体的にはまず、基礎概念の修得を通じて、国際安全保障論の基本について学んでいきます。その後、実際の安全保障問題を見るための道具として、リアリズムやリベラリズムなどの諸理論を学習します。最後に、軍拡競争や戦争、テロリズムなど、具体的な安全保障問題を考えていきます。

本講義は、教養教育科目の「国際社会を理解する分野」に位置付けられており、4つのNUCBフロンティア力のうち、「基盤力」と「実践的思考力」を育成することを目的とします。本講義を通じて、国際社会における重要問題である安全保障についての体系的な知識を習得し、受講者が日々刻々と変化する現代世界を独力で理解・説明するための素地を得ることが期待されます。本講義は、本学のMission Statementにある「世界的な視野」を持った人材の育成を目指します。

対応する学修目標は、LG-I(論理的思考に基づいた統合的思考力、発展的実践力の養成)、およびLG-IV(実社会との関わりを意識した実践力の養成)です。

学修目標の分類

  • LG-1 Critical thinking for frontier spirit(批判的思考)
  • LG-2 Diversity awareness(多様性の意識)
  • LG-3 Business ethics and sustainability(企業倫理と持続可能性)
  • LG-4 Analytical decision making skills(分析的意思決定)
  • LG-5 Effective communication skills(効果的なコミュニケーション)
  • LG-6 New-asian business perspective(ニューアジアでのビジネス展開力)