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国際学部 国際学科

BA in International Studies

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国際政治史

講義概要

21世紀の現在、中国の急速な台頭が要因のひとつとなって、国際政治におけるパワーのバランスが変化しつつあります。歴史を振り返ると、急激なパワー・バランスの変化が国際的な紛争につながる傾向があることがわかります。そうした紛争を防ぐためにも、現代世界の重要問題である中国の急速な台頭にどのように対応すべきかを考えるに際して、国際政治の歴史を知っておくことは重要な意味を持つでしょう。

本講義では、多くの国を巻き込む大戦争とその結果として構築される新たな国際体制に注目しながら、国際政治の歴史を学んでいきます。具体的にはまず、17世紀から19世紀における三つの国際体制――ウェストファリア体制、ウィーン体制、ビスマルク体制――の成立と崩壊を見ていきます。その後、20世紀前半に行われた二つの世界大戦の開始と終結の原因を検討します。最後に1940年代後半から90年代初頭まで続いた米ソ冷戦について学び、その起源と展開、そして終結の過程を明らかにしていきます。

本講義は、教養教育科目の「国際社会を理解する分野」に位置づけられており、4つのNUCBフロンティア力のうち、「基盤力」と「実践的思考力」を育成することを目的とします。本講義を通じて、現在の国際社会を理解するに際しての基礎となる、国際政治史に関する体系的な知識を習得し、受講者が日々刻々と変化する現代世界を独力で理解・説明するための素地を得ることが期待されます。本講義は、本学のMission Statementにある「世界的な視野」を持った人材の育成を目指します。

対応する学修目標は、LG-I(論理的思考に基づいた統合的思考力、発展的実践力の養成)、およびLG-IV実社会との関わりを意識した実践力の養成)です。

学修目標の分類

  • LG-1 Critical thinking for frontier spirit(批判的思考)
  • LG-2 Diversity awareness(多様性の意識)
  • LG-3 Business ethics and sustainability(企業倫理と持続可能性)
  • LG-4 Analytical decision making skills(分析的意思決定)
  • LG-5 Effective communication skills(効果的なコミュニケーション)
  • LG-6 New-asian business perspective(ニューアジアでのビジネス展開力)