国際機構(3)
講義概要
本講義の目的は、なぜ国際機構が必要とされるのか、国際機構はどのような理念と役割を持って生まれたのか、また、その課題について理解することにある。本講義を通じ、受講生は、国際機構の可能性と限界について多角的に考えられるようになることが期待される。
本講義では、普遍的機構として国際連合を扱い、地域的機構としてヨーロッパ連合(EU)と北大西洋条約機構(NATO)を扱う。特にEUは、国際機構と国家の関係において、「主権の委譲」が部分的に観察される貴重な事例である。
本講義は、NUCBフロンティア力の中でも「基盤力」と「実践的思考力」を育成することをその狙いとする。本講義は、「国際社会を理解する分野」の教養教育科目であり、本学のMission Statementで述べられている「世界的な視野」に繋がる能力を提供するものである。
対応する学修目標:LG‐I、LG‐Ⅳ
学修目標の分類
- LG-1 Critical thinking for frontier spirit(批判的思考)
- LG-2 Diversity awareness(多様性の意識)
- LG-3 Business ethics and sustainability(企業倫理と持続可能性)
- LG-4 Analytical decision making skills(分析的意思決定)
- LG-5 Effective communication skills(効果的なコミュニケーション)
- LG-6 New-asian business perspective(ニューアジアでのビジネス展開力)