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国際学部 国際学科

BA in International Studies

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日本外交論

講義概要

近年の日本は、尖閣諸島をはじめとする領土問題や、普天間基地の移設などの基地問題、そしてTPPなどの貿易問題といった、多種多様な外交問題に直面しています。こうした直近の問題に対して「日本はどうするべきか」を論じることは重要ですが、そうした議論をより有益なものにするためには、「日本はどうしてきたのか」「なぜそうなったのか」という問題を解明しておくことが重要です。言い換えれば、日本外交の歴史と理論を学ぶことで、その未来や進路に関する議論や考えがより実りあるものになっていきます。

本講義では、現代(戦後)の日本外交に関する理論と歴史的展開について学んでいきます。具体的にはまず、誰が日本の外交を立案・実施するのか、どのように決まっているのかという基本的な問題を確認します。その後、これまで国内外の様々な研究によって提示されてきた日本外交に対する理論的な見方を習得します。その後、安全保障政策や領土問題、文化外交などの諸側面に分けて、日本外交の展開を検討していきます。

本講義は、教養教育科目の「国際社会を理解する分野」に位置付けられており、4つのNUCBフロンティア力のうち、「基盤力」と「実践的思考力」を育成することを目的とします。本講義を通じて、国際社会の重要な構成要素のひとつである日本外交についての体系的な知識を習得し、受講者が日々刻々と変化する現代世界や日本外交を独力で理解・説明するための素地を得ることが期待されます。本講義は、本学のMission Statementにある「世界的な視野」を持った人材の育成を目指します。対応する学修目標は、LG-I(論理的思考に基づいた統合的思考力、発展的実践力の養成)、およびLG-IV(実社会との関わりを意識した実践力の養成)です。

学修目標の分類

  • LG-1 Critical thinking for frontier spirit(批判的思考)
  • LG-2 Diversity awareness(多様性の意識)
  • LG-3 Business ethics and sustainability(企業倫理と持続可能性)
  • LG-4 Analytical decision making skills(分析的意思決定)
  • LG-5 Effective communication skills(効果的なコミュニケーション)
  • LG-6 New-asian business perspective(ニューアジアでのビジネス展開力)