第35回英語スピーチコンテストを開催しました

第35回国際学部主催英語スピーチコンテストが、2025年7月2日(水)に名古屋商科大学日進キャンパスにて開催され、出場者および観客を合わせて175名が来場し、会場は熱気に包まれました。このコンテストは、学部や学年を問わず自由参加の学生と、国際学部1〜3年生の英語クラス代表者を対象とし、英語によるスピーチ発表の機会を提供する毎年恒例の行事です。
今年度は、国際学部以外の学生も含め18名が出場し、各自の経験に基づいたオリジナルスピーチを制限時間4分以内で堂々と披露しました。最優秀賞には、異なる文化的背景のもとで育った経験から、アイデンティティは生まれつきのものではなく、様々な体験や人との関わりの中で形成されること、そして多様性を自らの強みとして受け入れることの重要性を、論理的かつ高い表現力で伝えた国際学部2年生が選ばれました。
教育的意義と成果
スピーチコンテストは、学生が英語による発信力や論理的思考力、さらには多人数の前で自分の考えを表現する力を実践的に養うことを目的としています。出場者は約2ヶ月にわたり、指導教員や仲間と協力しながら原稿作成やスピーチ練習に取り組み、自らの考えや想いを英語で的確に伝える力を磨いてきました。こうした経験は、単なる記憶や知識の習得にとどまらず、自己の意見や価値観を自信を持って発信する力へと繋がります。
今後も本学は、学生が自らの意見や考えを積極的に発信し、国際社会で活躍できる能力をさらに高めていくための教育環境の充実に努めてまいります。


