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経営学部 経営情報学科

BSc in Management

独立系ITベンダー企業の富士ソフトに内定

経営学部経営情報学科4年の平野さんは、独立系ベンダーの大手IT企業「富士ソフト」に内定し来春入社します。学内ではデータサイエンスクラブを立ち上げ、初代部長として大学内においても多大な貢献を果たした平野さんに、この度お話を伺いました。

意思決定先:富士ソフト株式会社(東証プライム上場企業)

IT企業を目指した経緯


私は中学時代からIT業界を目指していました。理由は、中学時代に父に買っていただいたパソコンを使って作成したオリジナル教材を用いてテスト勉強を行い、学年順位を30位も上げることができた経験があったからです。この経験からIT技術を使った業務効率化に興味を持ち、高校ではプログラミングの知識をつけるために情報システム科のある商業高校に進学しました。また、マーケティングにも興味があり高校で資格取得をするなど力を入れて学習をしてきました。その結果、経営情報学科のある名古屋商科大学に進学しデータサイエンス専攻で学びを深めました。私は大学生活の実績に自信があったため複数の企業を受けるよりも一つの企業に全力を注ぎ、確実に内定をいただけるようにしました。3年次の夏に合同説明会に参加し、業界のことを知ったことがきっかけで、IT業界だけでなく他業界の知識をつけることができて、IT業界に入ってからどの業界をお客様にするかを考えることができました。ここから、将来を明確に想像することができ、具体的に行きたい企業を選ぶことができました。
富士ソフト株式会社を最終的な就職先に決めた理由は、自分自身の成長と企業の成長を重視していたからです。変化の激しいIT業界で生き残り未来を切り拓くためには、継続的な改善と努力が不可欠だと考えます。そして、この時代において競争力を保つためには、顧客のニーズを的確に判断し、それに応えることが求められます。
特に、富士ソフトは多様な自社プロダクトを持ち、日々改善を行っています。この環境で、私の持つ提案力やマーケティング力を活かして力を発揮したいと考えました。また、明確なキャリアビジョンが提示されているため、そのビジョンに基づいて自分も成長していきたいと考えています。

今後の展望と後輩へメッセージ

最終的には大規模プロジェクトを担当するプロジェクトマネージャーを目指したいと考えています。現在、国家資格であるITパスポート・基本情報技術者・情報セキュリティマネジメントの3つを取得しており、入社後にはその上位資格である応用情報技術者試験とプロジェクトマネージャ試験に挑戦したいと考えています。そのために、1年目から3年目にかけて基礎知識を定着させ、SEとしてのキャリアを積んだ後にプロジェクトを管理できるスキルを身につけていきたいと考えています。後輩たちへ伝えたいことは、就職活動は自分自身を売り込むマーケティングです。どれだけ優れた「商品」であっても、相手のニーズに合わなければ意味がありません。自信がないと感じることもあるかもしれませんが、自分には必ず価値があります。まずは自分を理解し、自分の強みを見つけましょう。自分の売り込む商品を良く知らない営業担当はいません。その強みを活かすことで、企業にどれだけの価値を提供できるかを伝えることが大切です。大学生活の中では、自分の強みを育てるための努力を惜しみなく行ってみてください。

取材時期:2024年9月