本日、愛知県立知立高校2年生41名が、名古屋キャンパスへ見学に来られました。
その様子をご紹介いたします。

90分間のアクティブラーニング体験授業

本日は高校生の皆さんに、商学部 教授 瀧野一洋先生による実際の授業さながらの90分間のアクティブラーニングを受講していただきました。
体験授業のテーマは「貸出戦争」。
高校生たちに銀行グループと借り手グループの各4組ずつに分かれていただき、互いに交渉し合い、金利を決定し貸借契約を締結する、という貸出実験ゲームに参加していただきました。
銀行役となった高校生たちは、より高い金利で貸し出すと利息収入は多くなりますが、信用リスク費用に注意が必要となります。それに対し、借り手役となった高校生たちは、より低い金利で借り入れられると、その差が儲けとなる、というルールのゲームです。

貸し出しには、貸したお金が返ってこなくなる危険性、「信用リスク」が常に伴います。そしてこの「信用リスク」は、借り手の格付けによって異なってくるのです。借り手役となった高校生たちは、より低い金利で借り入れられる銀行と貸借契約を締結するため、4グループの銀行を順番に巡ります。格付けを申告し交渉し合っている時間は常に笑いが絶えず、金利について話し合っているとは思えないほど大変な盛り上がりを見せていました。
授業の最後に、各銀行グループと、各借り手グループの交渉の結果を瀧野先生が表にまとめて公表すると、最も利息を得た銀行グループと、最も儲けを得た借り手グループの高校生たちは大きな歓声をあげ、とても喜んでいました。

都心型コース3年生の先輩によるプレゼンテーション

アクティブブラーニングの楽しさに惹きこまれて

本日の見学会では、一般的な高校の授業の約2倍の長さとなる90分間のアクティブラーニング体験授業を受講いただきましたが、高校生たちのアンケートからは「90分間の授業があっという間で、すごく短く感じました」「楽しみながらビジネスについて理解することができるのですごく良いと思いました」「授業がとても楽しくて、大学に進学したくなりました」などの感想をいただくことができ、高校とは全く異なる授業にとても楽しんでいただけた様子が伝わってまいりました。
また、在学生のプレゼンテーションの中で、高校生活を充実させるための秘訣は早期から進学先について考え調べることだと聞くと、「先輩の話を聞いて、自分も進学に向けて今から大学のことを調べていきたいと思いました」という感想も見られ、在学生のプレゼンテーションに強く納得した様子も伝わってきました。

名古屋キャンパス都心型コースでは定期的に進学相談会を開催しています。
進学相談会では、都心型コース入試のヒントになるアクティブラーニング体験授業、在学生の学生生活や活躍した話が聞ける在学生体験談、活発にディスカッションが行われる様子を間近に見られる授業見学や施設見学、2019年度入試の説明、個別相談を行います。
今後は11/17(土)、12/1(土)、12/15(土)、10:30〜12:30の日程で、進学相談会を開催いたします。
都心型コースを希望される方はもちろん、保護者やご友人もご一緒にご参加いただけますので、本学ホームページよりご予約の上、是非お気軽にご参加ください。