マーケティングの小野ゼミ〜企業と連携して課題を解決〜

マーケティングの世界では、｢いいモノを作っても売れるとは限らない｣「伝わらないものは存在しないのと同じ」といった教訓があります。｢顧客がいいと思うモノを市場に送り出す仕組みづくり＝売れる仕組みづくり｣に、マーケティングの眼目があります。換言すれば、「誰に（Who）」「何を（What）」「どのように提供するのか（How）」を考えるのがマーケティングで、非常に実践的な学問です。
BBAの小野ゼミでは、ビジネスリーダーに不可欠な「マーケティングの基礎知識」や「マーケティングの知識を活用するスキル」に加えて、「課題解決に向き合う態度」を培っていきます。単なる知識詰め込み型の授業とは全く異なります。様々なマーケティング上の課題に直面して、「自分ならどうするか？」をディスカッションしていくアクティブラーニングが展開されています。そして、卒業課題として「ケースライテイング」にも取り組んでいます。

今回のゼミでは

今回は車載用電池の開発・製造を手掛ける「プライムプラネットエナジー＆ソリューションズ株式会社」と連携し、企業が抱えるマーケティング上の課題を共に解決していこうとする取り組みが実践されました。今回の課題は「今後同社が、バッテリーを通して、社会の困りごとをどのように解決するか」です。※詳細は非公開
与えられた課題に対して、学生ならではの視点から「社会の困りごとを解決するソリューション」に関する斬新なアイデアがどんどん提起され、プライムプラネットエナジー&ソリューションズの方からは、「大変刺激になり、課題解決につながる有効な提案をいただいた」とのご講評を賜り、実践的な内容にブラッシュアップするための数々の貴重な鋭いアドバイスを頂きました。

学生たちは、実際にビジネスの第一線で活躍されている社会人の方からフィードバック・コメントを頂戴し、マーケティングが実社会とどうつながっているのかを実感でき、今後の学びに向けてのモチベーションを高めることができました。