Case Award 2021受賞〜vol.2〜
Case Awardとは、2年間のセミナーで作成する「ケースライティング」において卒業生の中から最優秀ケースを選定し表彰する名誉ある制度です。2021年度においては、丸山さんの作成した『Calibra2020』が表彰されました。栄誉ある賞を受賞し、この度ご卒業を迎えた丸山さんがケース作成について語ってくれました。
▶︎同じく受賞した東間さんのインタビューはこちらから
経営管理課程 卒業生 丸山さん
ケースタイトル:Calibra 2020
テーマの選定理由とケースの概要を教えてください
アメリカのFacebookがLibraとよばれる仮想通貨を発行するプロジェクト(Calibra)について興味をもちました。Libraが発行されると銀行口座を持たず円滑な資金のやりとりが可能となる一方で、マネーロンダリングに悪用される点が危惧されています。Calibraについて、政府による適切な規制とプロジェクトの恩恵の折り合いを見つけることで、経済活動における企業と政府の適切な関係性を考察するケースになっています。
ケース作成において苦労した点・修得した力
最も苦労した点は事実確認と文章構成です。ネット上には様々な解説が掲載されているため、全てのサイトで発行元やライターを確かめる作業が必要でした。より精度の高い情報に触れるために、英語のHPや論文を翻訳したり、書籍や官庁のHPに記載されている情報も活用。多面的な情報源から信頼できる情報を照らし合わせることで、情報収集力を修得しました。

受賞した感想を教えてください
ケース作成時からCase Award受賞を狙い取り組んでいたため、評価されて非常に嬉しい気持ちでいっぱいです。このケースは伊藤武彦先生をはじめとした周囲の方々の協力が欠かせませんでした。ケース作成に関わってくださった多くの方に感謝を伝えたいです。