Case Award 2021受賞〜vol.1〜

Case Awardとは、2年間のセミナーで作成する「ケースライティング」において卒業生の中から最優秀ケースを選定し表彰する名誉ある制度です。2021年度においては、東間さんの作成した『三井物産 2005年』を含め3名の表彰が決定しました。栄誉ある賞を受賞し、この度ご卒業を迎えた東間さんがケース作成について語ってくれました。

経営管理課程　卒業生　東間さん
ケースタイトル：三井物産 2005年

テーマの選定理由とケースの概要を教えてください

三井物産で発生した2つの問題（国後島ディーゼル発電施設不正入札事件、DPF事件）を通じて事件発生の共通点、事後対応、対策方法などを学び、三井物産のケースライティングに取り組もうと決めました。現代の企業におけるガバナンス問題のリスク低減方法、事前対策方法を論考するケースになっています。

ケース作成において苦労した点・修得した力

文章の読解と記述が苦手だったため、文献読解やケースの文章作成に多くの時間を費やし苦労しました。しかし、セミナー担当の納村信之先生や先輩から助言をいただき、読み手に伝わるような言葉の表現を何度も調べることで、今では適切な言葉選びができるようになり、言語能力が高くなりました。

受賞した感想を教えてください

セミナーでお世話になった納村先生が喜んでくださったことが最も嬉しかったです。また、4年間毎日予習を継続していたからこそ自分の苦手分野を克服することができ、文章を作成する上での推敲力や語彙力が上がりこのような名誉ある賞を頂けたのではないかと考えています。社会人になっても、多くのことに自ら果敢に挑戦し、活躍できる幅を広げていきたいです。