経営管理課程 × 富士ソフト株式会社
経営管理課程4年 阿部さん
滝高等学校出身
ケースメソッド授業を通して、社会人になるための必要な考え方を学ぶことができたという経営管理課程4年の阿部さん。就職活動では妥協せずに継続したことで、東証プライム上場企業である富士ソフト株式会社の内定を見事に獲得することができました。卒業を間近に控え、将来に期待を膨らませる阿部さんに、経営管理課程での学びについてお話を伺いました。
知見を広げることができたアクティブラーニング
私が学生時代に最も力を入れたことは「知見を広げること」です。
具体的には授業で行っているアクティブラーニングに積極的に取り組みました。私は入学当初クラスで発言する自信が持てずクラスメイトの意見を聞くだけになっていました。しかし知見を広げるためには自分の意見をぶつけ、他人の反応を知ることも重要だと考えました。
そこで授業の最初に行われるグループディスカッションで、意見をホワイトボードにまとめる書記を積極的に担当しました。他人の意見を整理したり、それに関連した自分の意見を言うことで、クラスの中でも徐々に発言することができるようになりました。この結果、他人の意見を傾聴する能力の他にも、意見をまとめる力がつき他人の意見を踏まえた自分の意見を表明できるようになりました。
授業で印象に残っているのは「MBAキャリアデザイン」です。社会で活躍している名古屋商科大学の大学院修了生(MBAホルダー)から、様々な業界の最新のお話を聞くことができて、とても興味深かったです。
妥協せずに取り組んだ就職活動
就職活動成功のポイントは、自分が納得出来るまで継続することだと思います。私は4年の4月には、いくつかの企業から内定を頂いていました。しかしすぐに就職活動をやめてしまうのではなく、自分がやりたいことがさらに実現できる企業があるのではないかと、精力的に企業を探しました。その結果、自分が本当に入社したいと強く思う企業に内定を頂くことができ嬉しく思っています。富士ソフト株式会社は企業規模が大きく、様々な業界をお客様として仕事できる点が魅力だと感じています。現在は、プログラミングの基礎知識を早く身につけられるよう、日々勉強に打ち込んでいます。
名古屋商科大学(経営管理課程)とは
社会人になるために必要な能力や考え方を学ぶことができる場だと思います。
特に私が影響を受けた先生はセミナーを担当していただいた伊藤武彦先生です。伊藤先生は、プレゼンテーションや提出物において社会人であればこのレベルの完成度まで必要になるということや、自分で言ったことを責任を持ってやり遂げることなど、学生の立場では甘えが出てしまいそうなこともはっきり指摘してくださり、社会人になるための考え方や、これからの社会を生きていくために何を学んでいくべきなのかを教えてくださいました。
将来は、他者に頼られるような社会人になりたいと考えています。そのために、まずは自分に任される仕事をしっかりと達成できるように研鑽を積んでいきます。
取材:2023年11月