海外での経験から将来の働き方の意識が変わりました
経営学部経営学科 2年
丸岡さん
愛知県 名古屋大学教育学部附属高等学校出身
2016年3月に名古屋大学教育学部附属高等学校を卒業し、同年4月に入学。名古屋キャンパスの経営学部経営学科に所属しています。海外プログラムにも複数参加し、1年次から国内外のインターンシップにも参加している彼女は2年生のうちから就職の準備を始めています。
どうして名古屋キャンパスに進学をきめたのですか?
大学をいろいろと調べていくなかで名古屋商科大学の名古屋キャンパスは、授業で発言をして周りの人と交流することが成績になることやフィールドワークで実際に外に出て勉強するということを知りました。高校生の時にグループディスカッションを体験し、楽しいと感じていた自分に向いてるのではないかと思ったのが理由です。
海外プログラムが充実していて、休学することなく様々な国に行き学ぶことができる点も魅力を感じ進学を決めました。
私は高校2年生の時に初めての海外に行きました。他国の同年代は将来に対して立派な夢を持っていることに衝撃を受けました。それまではやりたいことなど無かったし、なんでやりたいかと深く考えることなどありませんでした。帰ってきてから「また海外に行きたい!」という思いが強くありました。ただ、英語を学びたいという気持ちではなかったので外国語学部は選択肢にありませんでした。漠然と就職は、どこかの企業で一般事務で働くとイメージしていたからだと思います。そのため、会社で役立つスキルが身につく経営学部や経済学部、商学部で勉強することが社会に出てから役立つことなんじゃないかなと思っていました。
国際ボランティアに行ってみてどうでしたか?
私が参加した国際ボランティアでは、10ヶ国の外国人と一緒に生活することで、他者(他国)の考え方を理解する経験ができました。ボランティアなので与えられた仕事があるのですが、働かない人との向き合い方や、どちらでもいい時も答えを持つことなど、日本にいただけでは気づけなかったことも多くありました。国際ボランティアは、参加する日本人が少なく、多くの刺激をもらえるのでまた行きたいと思っています。英語が喋れなくても楽しく経験できるし、勇気があればどんな環境でも楽しめるという考えを持てました。そして、海外へ行くという目標を持って準備していたので、TOIECも70点上がり、頑張った分はちゃんと身になっているんだと自信にも繋がりました。
2年生の後期を終えてみてどんな変化がありましたか?
私は計算するのが苦手なので、計算する会計学や金融政策の授業に苦手意識を強く持ってしまったため成績が下がってしまいました。そこで、苦手意識を持たずにやろうという目標を持ち取り組みました。苦手だと予習するのも辛く感じるので、予習の環境を変えてみました。今までは自分の部屋で膝の上にPCを置いてレポートをしたりしてましたが、名古屋キャンパスのライブラリー(自習室)でレポートをすることで、周りも学修しているので私もやらなくてはいけないという環境をつくりました。予習を頑張ったからか苦手と思っていた計算が多くある授業も楽しく学べました。
授業はディスカッションが中心なので、教室で座っているだけでは自分の中に入ってこないです。なので、先生やまわりの意見を聞き自分も考えることがとても大切です。普通の大学で一方的に知識を得ているだけだと苦手な分野の単位を落としていたかもしれませんが、クラスメイトの意見を聞いて自分で整理することで理解も深まりました。アクティブラーニングの良さは、難しい言葉ではなく私たちの年代に合わせた言葉で同い年のクラスメイトとディスカッションするから理解できることだと思います。
将来の夢について教えてください。
私は将来、営業職につきたいと思っています。業種は決めてないので、いまは国内外問わずインターンに行き自分の理想と合致する企業を探したいと思い行動しています。
高校生のときから旅行会社に関心があったので、海外インターンシップでベトナムの旅行会社に行きました。そこで自分が思い描いていた旅行会社のイメージと違う点もあり、関心のある業種で将来を考えるのではなく、私が働くうえで大切にしたい気持ちが何かを考えるようになりました。業務内容だけでなく企業理念を身をもって体験できるインターンシップは貴重な体験の場だと思うようになり、1年生から国内のインターンシップにも行きました。他の大学だと3年生の終わりにインターンシップに行くようですが、名商大は早めの段階から国内外のインターンシップに参加できる環境なので早い段階でビジネスマナーを学ぶことができたのも良かったです。
インターンシップでは、日頃アクティブラーニングで自分の意見を持って発言することが当たり前になっているので、どんな場面でも臆せず発表や発言をすることができました。アクティブラーニングは就職活動にも活きる学びだと実感しています。
取材:2018年2月