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SDGsに精通したリーダー育成の実践

SDGsに精通したビジネスリーダーの育成を目的とし、株式会社リコー、リコーエレメックス株式会社、岐阜県恵那市役所とともに共同SDGsプロジェクトを実施しました。Goi教授とHakeem准教授の主導のもと開催されたこのプログラムにおいて、参加者はSDGsの概念と関連する理論を学びながら「リコーえなの森」(以降、えなの森)を題材に調査や研究を行い、より良いSDGs活動のための評価と提案を行いました。2020年9月からスタートしたこのプログラムは、全4回のライブバーチャル授業とフィールドワークで構成され、世界12ヶ国から17名の受講生が参加しました。参加者はリコーからグループ経営方針に基づくSDGsの取り組みや、えなの森の活動状況の説明を受けた後、えなの森活動関係者および恵那市の担当者へのインタビューによるデータ収集や、グループコンサルテーションなどを行い、12月の最終授業では実際にえなの森の持続可能な活用法について自身の考えを発表しました。


SDGs project

今後の活用法として発表された提案の一例:

  • 企業向けSDGs研修の場としての事業化
  • 国際交流がはかれるフォレストスクールの創設
  • ボランティア参加者のモチベーションアップのための管理システム構築

参加者たちは自分たちの学びを深めることができただけでなく、ステークホルダーに対して様々な視点から提案ができたと実感したようです。参加者のリーダーシップ、コンサルティング能力の向上も含め、SDGs課題に取り組む価値観を共有し、持続可能な世界を創出するグローバルリーダーを育成するプロジェクトとして、本学では今後も各種プログラムを展開してまいります。

※参加者の出身国(アジア8名、ヨーロッパ3名、アフリカ3名、アメリカ2名、南米1名)

名古屋商科大学では現在全ての授業科目と、SDGs(持続可能な開発目標)として2030年までに達成すべき17の目標との関連付けを開始しており、教育機関としての貢献を目指しています。今回のプロジェクトはその一環で行われたものであり、今後も各種SDGsを意識したプロジェクトを計画しています。