日本伝統芸術「水引」作りから留学生の異文化理解を深める

名古屋商科大学では、正規留学ならびに交換留学による外国人学生の受け入れを積極的に行なっています。留学生は、本学が用意する英語による専門分野の授業を受けながら、日本人学生が企画する様々なイベントに参加することで日本文化芸術に触れることができます。

この度、12月9日（水）に名古屋商科大学の留学生と日本人学生が、2020年最後のイベントとして「水引」を結びました。
このイベントは、留学生が日本人学生と一緒に日本の文化に実際に触れることができるイベントとして開催いたしました。イベントを通して留学生と日本人学生がより深く関わり合い、リラックスした雰囲気の中で英語によるコミュニケーションを楽しみ、学生双方の異文化理解に繋がることを目的としています。

イベントの前半は、日本の伝統文化における結び目の象徴と歴史を学びました。水引について詳しく知らない留学生は、結び目一つ一つに意味があることにとても感心している様子でした。イベントの後半は、日本人学生の団体CESA（日本人学生と留学生との交流を促す団体）のメンバーと一緒にさまざまな種類の結び目を作りました。
参加した留学生からは、「結び目を作ることは細かい作業で苦労したが、とても綺麗に作れて嬉しい」といった声があがりました。美しい水引の結び目を努力して作った留学生たちは、日本の伝統芸術やその歴史に触れることができたことにとても満足した様子でした。